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デタラメ~データ社会の噓を見抜く~
カール・T・バーグストローム,
ジェヴィン・D・ウエスト
著
小川 敏子
翻訳
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\2,200(税込)
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発行年月 |
2021年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
415p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/経済統計 |
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ISBN |
9784532177089 |
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商品コード |
1033330485 |
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NDC分類 |
350.1 |
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基本件名 |
統計学 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2021年08月4週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033330485 |
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著者紹介
カール・T・バーグストローム(著者):ワシントン大学生物学部教授
進化生物学者。伝染病の蔓延過程を研究。細胞内の遺伝子発現からソーシャルメディア上の誤情報の拡散にいたるまで、あらゆる種類の情報の流れを研究している。
ジェヴィン・D・ウエスト(著者):ワシントン大学情報学大学院准教授
科学技術学および技術の社会的影響について研究。同大学のeサイエンス研究所にてデータサイエンス教育のコーディネーターを務める。同大学のデータラボの共同所長。
小川 敏子(翻訳):翻訳家。
東京生まれ、慶應義塾大学文学部英文学科卒業。小説からノンフィクションまで幅広いジャンルで活躍。ルース・ドフリース『食糧と人類』、ジャレド・ダイアモンド『危機と人類』(共訳)、アンドリュー・マカフィー『MORE from LESS』ほか訳書多数。
内容
TEDの超単純化プレゼン
自称専門家のドヤ顔解説記事
統計データを歪曲した陰謀論
あなたのスマホは「デタラメ」だらけ!
■なぜ現代はデタラメ社会になってしまったのか?
デタラメはあちこちにはびこっている。政治家は「ポスト真実」を主張し、科学者はでっち上げを発表し、高等教育機関は分析的思考ではなく思いつきを表彰し、スタートアップ企業は実現できない計画でカネを引っ張っている。さらには、広告業界の自動配信技術によって、ひどい記事にも広告費が落ちるシステムが作り上げられ、結果的に見出し詐欺、パクリ記事、根拠のない陰謀論が世の中にバラまかれている。インテリの巣窟のはずのTEDトークだって、デタラメばかりだ。難しい問題を超単純化したプレゼンをして、いかにも本当らしく話して人々を感心させて騙しているのである。
だから、「デタラメを見抜く」ことが重要になってくる。なぜならデタラメが蔓延ると、「反論のコスト」が高くなるからだ。
たとえば1998年、MMRワクチンと自閉症に相関関係があるとしたウソ論文が、有名医学誌「ランセット」に掲載されてしまった。サンプルサイズは12人という統計的に無価値の研究にもかかわらず、2010年まで「ランセット」誌は全面的に論文を撤回しなかった。
■旧型のデタラメ、新型のデタラメ
デタラメには新旧がある。旧型デタラメは、明らかな嘘、欺瞞、エセ宗教的妄想、選挙のときにしか語られない政権公約という形を取る。だいたいこれがデタラメであることは、見ればわかるケースが多い。
だが新型デタラメは見抜きにくい。大きな特徴は、数字と科学と統計を引き合いに出して、あたかも厳密で正確なもののように装うことだ。怪しげな主張を、数字、図、統計、画像データで箔付けする。新型デタラメは情報に数値を絡めることで、反論しにくい印象を醸し出しているのである。だが、それを見抜き反撃する方法はある。
本書ではデータを論理的かつ定量的に考える方法を伝授する。統計学、計量経済学、データサイエンスの知識がなくても、ググる能力さえあれば、偽のデータは見抜ける!
【本書を推薦します!】
ジョージ・アカロフ(ノーベル経済学賞受賞者)
ポール・ローマー(ノーベル経済学賞受賞者)
ソール・パールマッター(ノーベル物理学賞受賞者)