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疾病捜査官~感染症封じ込めエキスパートの事件簿~

アリ・S・カーン, ウィリアム・パトリック  著

熊谷玲美  翻訳
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価格 \3,740(税込)         
発行年月 2021年07月
出版社/提供元
みすず書房
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 9p,309p,13p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/社会医学/医療統計・疫学
ISBN 9784622090168
商品コード 1033376516
NDC分類 498.6
基本件名 疫学
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年08月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033376516

著者紹介

アリ・S・カーン(著者):疫学、バイオテロリズム、グローバル公衆衛生、新興感染症の専門家。1991年よりCDC(米国疾病対策センター)および米国公衆衛生局士官部隊のエピデミック・インテリジェンス・サービス(EIS)オフィサーとして、腎症候性出血熱、マラリア、ポリオ、サル痘、エボラ出血熱、リフトバレー熱、SARS、MARS、新型インフルエンザ(2009)などのアウトブレイク対応や、炭疽菌テロ対応(2001)、スマトラ島沖地震による津波災害(2004)、ハリケーン・カトリーナによる被害(2005)などの災害時疫病対策などに携わった。2010年-2014年、CDCの公衆衛生実践プログラム・オフィス(Office of Public Health Preparedness and Response, PHPR)のディレクターを務め、2014年よりネブラスカ大学医療センター公衆衛生カレッジ学長。
ウィリアム・パトリック(著者):リトル・ブラウン社、ハーバード・ユニバーシティ・プレス社など複数の出版社で科学・医学書編集者としてエドワード・O・ウィルソン、ジェーン・グドールらの本を手掛け、その間にSpirals(Houghton)、Blood Winter(Viking)の小説2作を発表。1999年よりフリーランスの著述・執筆協力専業となり、数々の著名人の作品を編集。共著者/ゴーストライターとして、Loneliness: Human Nature and the Need for Social Connection(W. W. Norton)〔ジョン・T・カシオポ『孤独の科学』(河出文庫)〕、The Measure of a Man(HarperSanFrancisco)〔未邦訳のシドニー・ポアチエ自伝(Harper)〕、Thieves of Baghdad(Bloomsbury)〔マシュー・ボグダノス『イラク博物館の秘宝を追え』(早川書房)〕、Legacy of Ashes(Doubleday)〔ティム・ワイナー『CIA秘録』(文春文庫)〕などに携わる。
熊谷玲美(翻訳):翻訳家。大学で地球物理学を学んだのち、独立行政法人勤務を経て現在に至る。訳書に、エリック・アスフォーグ『地球に月が2つあったころ』(柏書房)、サラ・パーカック『宇宙考古学の冒険──古代遺跡は人工衛星で探し出せ』、アランナ・ミッチェル『地磁気の逆転──地球最大の謎に挑んだ科学者たち、そして何が起こるのか』(以上、光文社)、トム・クラインズ『太陽を創った少年──僕はガレージの物理学者』(早川書房)、ティム・スペクター『ダイエットの科学──「これを食べれば健康になる」のウソを暴く』(白揚社)、ほか多数。

内容

■著者カーンは元・米国CDC(疾病対策センター)の実地疫学専門家(EIS)、またの名を「疾病捜査官」。その任務は世界中で発生したアウトブレイクの究明と制圧だ。これは、サル痘からエボラ出血熱、炭疽菌テロからSARSまで、さまざまな病原体や感染症の封じ込めの現場を振り返る事件簿である。
■種々のアウトブレイクはそれぞれどのように勃発し、感染はいかにして拡がったのか。必要な対策はどうやって見出されたのか。そしてもしアウトブレイクが、テロ攻撃だった場合には? 生物学、医療、行政、地域文化までが絡み合ったパズルを、疾病捜査官は時間との闘いのなかで解きほぐしていく。
■COVID-19発生以前にも数多くの危機があったが、各種のエキスパートたちの奮闘によって局所で封じ込められてきた。パンデミックはつねに紙一重のところにあったのであり、本書の予言的記述の数々にも愕然とさせられる。カーン博士の扱った事例はサスペンスフルな探偵物語のようでありながら、公衆衛生について重要な教訓を示してくれる。感染症への耐久力は、何よりもコミュニティーに備わるのだ。次のアウトブレイクをパンデミックにしないために、現場のエキスパートの経験とその教訓に耳を傾けたい。

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