内容
●「基本的検査」のデータからその患者の病態を読み解く!
●患者フォローアップにおける検査値活用のポイントも解説!
●初学者でも検査値が読めるようになります!
臨床の現場で検査値を活用するためには、まず「①検査値の異常」を見いだすことにはじまり、次に、「②その検査値のもつ意味」を理解したうえで、「③複数の検査値の変化をまとめ、起こっている病態」を考察し、さらに検査値以外の情報を参考に「④その病態を起こした原因」を推察する、という適切な判読の手順を踏まなければなりません。本書は、基礎知識をもつ薬剤師の「検査値判読」レベルを、検査値と病態を関連付けることができるレベルにまで引き上げることを目的に構成された書籍です。基礎知識を確認するStep 1、ケーススタディから判読手順をトレーニングするStep 2、経時的に展開されるSceneごとの設問を解くStep 3から構成されています。姉妹書「薬剤師のための基礎からの検査値の読み方」とあわせてご活用ください。