内容
ゴードンの機能的健康パターンに沿ってアセスメントを展開し看護につなげる精神看護実習に臨む学生の必携書
●全人的視点にもとづいて、ゴードンの機能的健康パターンを活用した看護過程を学べる好評書の改訂版。
●第1章では、精神看護の定義や概念、構造について述べたうえで、精神看護における看護過程を解説。精神障害者特有の情報収集やアセスメントのポイント、健康課題の抽出、計画、実施、評価まで示すとともに、全人的視点と精神看護とのつながりについて概説した。
●第2章では、ゴードンの機能的健康パターンについて概要を紹介し、精神看護におけるアセスメントのポイントおよびアセスメントガイドを示した。
●第3章では、事例を用いて、患者の基本情報、アセスメント項目と視点、アセスメントから結論、関連図、課題抽出、看護計画までのプロセスを展開した。事例には、統合失調症、抑うつ障害、アルコール使用障害、摂食障害に加えて、認知症、発達障害の2例を新たに追加した。
【目次】
第1章 精神看護における看護過程
1 精神看護とは
2 精神看護における看護過程
3 全人的視点と精神看護
第2章 精神看護における看護診断
1 全人的視点とゴードンの機能的健康パターン
2 全人的視点による精神看護のアセスメントのポイント
3 ゴードンの11の機能的健康パターン分類を参考にした精神看護のアセスメントガイド
第3章 看護過程の実際―事例展開
事例1 統合失調症をもつ人の看護過程(1)(急性期の場面)
事例2 統合失調症をもつ人の看護過程(2)(慢性期~回復期の場面)
事例3 統合失調症をもつ人の看護過程(3)(回復期~退院に向けた場面)
事例4 抑うつ障害をもつ人の看護過程
事例5 アルコール使用障害をもつ人の看護過程(急性期~退院に向けた場面)
事例6 摂食障害をもつ人の看護過程
事例7 アルツハイマー型認知症をもつ人の看護過程(急性期~退院に向けた場面)
事例8 発達障害のある人の看護過程