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「ひきこもり」から考える~<聴く>から始める支援論~(ちくま新書 1611)

石川 良子  著

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価格 \858(税込)         
発行年月 2021年11月
出版社/提供元
筑摩書房
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 194p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/家族・世代
ISBN 9784480074386
商品コード 1033729922
NDC分類 367.68
基本件名 ひきこもり
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年12月3週
書評掲載誌 毎日新聞 2022/01/08
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033729922

著者紹介

石川 良子(著者):石川良子(いしかわ・りょうこ)1977年神奈川県生まれ。松山大学人文学部教授。専攻は社会学・ライフストーリー研究。主な著書に、『ひきこもりの〈ゴール〉』(青弓社ライブラリー)、共編著に『ライフストーリー研究に何ができるか』(新曜社)、『ひきこもりと家族の社会学』(世界思想社)、共著に『「ひきこもり」への社会学的アプローチ』(ミネルヴァ書房)、『排除と差別の社会学』(有斐閣)、『教育における包摂と排除』(明石書店)、『インタビューという実践』(新曜社)などがある。

内容

葛藤を言葉にできない「語れなさ」を抱えて立ちすくむ「ひきこもり」。その支援の本質は〈聴く〉ことにあるのです! 読むとなぜかホッとする支援論。「ひきこもり」支援とは〈生〉を支えることです。その根本には〈聴く〉ことが深く結びついています。〈聴く〉こと、それ自体がその人の存在を肯定し、意味づけるからです。一方の〈生〉が他方のそれを圧倒することなく、できるだけ対等につきあっていくには、どうすればよいのでしょうか。自分とは異なる人生を歩み、異なる価値観を培ってきた相手と、どのように向き合っていけばよいのでしょうか。本書では、「ひきこもり」を通して〈聴く〉ことを考えていきます。