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音と耳から考える~歴史・身体・テクノロジー~

細川 周平  著

 品切
   
価格 \5,500(税込)         
発行年月 2021年10月
出版社/提供元
アルテスパブリッシング
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 611p,25p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/音楽
ISBN 9784865592405
商品コード 1033732349
NDC分類 760.4
基本件名
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2021年11月4週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033732349

著者紹介

細川 周平(著者):細川周平(ほそかわ・しゅうへい)
1955年生まれ、東京藝術大学大学院音楽研究科博士課程修了。現在は国際日本文化研究センター名誉教授。専門は日本近代音楽史、日系ブラジル文化史。主な著書に『近代日本の音楽百年(全4巻)』(岩波書店、2020年、芸術選奨文部科学大臣賞受賞、ミュージック・ペンクラブ音楽賞受賞)、『日系ブラジル移民文学―─日本語の長い旅 I:歴史 II:評論』(みすず書房、2013年)、『遠きにありてつくるもの──日系ブラジル人の思い・ことば・芸能』(みすず書房、2008年、読売文学賞受賞)、『レコードの美学』(勁草書房、1990年)などがある。

内容

「音響と聴覚」をテーマにした日本初の論集、満を持して刊行!
内外の研究者による多彩な32の論考+ゲスト10名のエッセイを収録

音楽学者・細川周平が国際日本文化研究センターで主宰したプロジェクトの成果を刊行。「音楽」にとどまらず、自然や人、機械などが発するありとあらゆる音を対象に、音を受ける聴覚器官(耳)から発想しながら、音と耳の文化・歴史を問い直す意欲的な論集です。

執筆陣には、音楽や音響はもとより、文学、映画、映像、メディア、ゲーム、アート、美学、歴史、人類学など幅広い分野から内外の気鋭の研究者たちが集い、ゲストに大友良英らのアーティストや評論家などを加えた総勢44人が参加しています。

「響きを聴く──認識と思索」「聞こえてくる音」「戦前期昭和の音響メディア」「音が作る共同体」「芸能化の文脈──ラッパと太鼓」「鼓膜の拡張──音響テクノロジーの考古学」「ステレオの時代──聴く、録る、売る」「物語世界論への挑戦」「サウンドの表現者」「デジタル・ミュージッキング」の全10部で構成。

目次