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女性と天文学

ヤエル・ナゼ  著

北井 礼三郎, 頼 順子  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \2,750(税込)         
発行年月 2021年11月
出版社/提供元
恒星社厚生閣
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 251p,10p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/理工学/天文学/天文学一般・その他
ISBN 9784769916734
商品コード 1033752788
NDC分類 440.28
基本件名 天文学者
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年12月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033752788

著者紹介

ヤエル・ナゼ(著者):理学博士(天体物理学)。リエージュ大学理学部准教授。
宇宙に関する一般書を多数出版している。
北井 礼三郎(翻訳):1948年生まれ。1970年京都大学理学部卒業。1983年理学博士(京都大学大学院理学研究科)。専門は太陽物理学。2013年京都大学理学研究科附属天文台を定年退職。現在、認定NPO 法人花山星空ネットワーク監事、立命館大学非常勤講師。著書に、日本天文学会編『現代の天文学10 太陽』(日本評論社、2009年、共著)、『太陽活動1992-2003 / Solar Activity in 1992-2003』(京都大学学術出版会、2011年、共著)。訳書に『太陽活動と気候変動―フランス天文学黎明期からの成果に基づいて』(恒星社厚生閣、2019年)がある。平成25年度文部科学大臣表彰科学技術賞理解増進部門受賞。
頼 順子(翻訳):1971年生まれ。1994年広島大学文学部卒業。2010年博士(文学)(大阪大学大学院文学研究科)。専門はフランス中近世史。現在、佛教大学、京都女子大学等非常勤講師。論文に「なぜ狩猟術の写本を所持するのか―中世後期~近世初頭フランスの三つの「私の」狩猟書」(『待兼山論叢』52号史学篇、2018年、単著)、訳書に『幻想のジャンヌ・ダルク―中世の想像力と社会』(昭和堂、2014年、共訳)などがある。

内容

「世界を変えた天文学者」といえば、誰を思い浮かべるでしょうか。
コペルニクス、ガリレオ、ケプラー、それともハッブル? ……みな男性ですね。
確かに、何世紀にもわたって女性は科学一般、とくに天文学に触れる機会がほとんどありませんでした。
しかし、これは女性の貢献がまったくないということでありません。
地球から天体までの距離の測定を可能にする法則を発見したのも、
現在も使われる恒星の分類法を確立したのも、
太陽大気組成が水素とヘリウムが主体であると指摘したのも、
数多くの彗星や小惑星の発見したのも、そしてパルサーを発見したのも、すべて女性なのです!
女性であるということへの偏見や差別にも負けず、宇宙を愛し研究を深め、
天文学の発展に寄与した女性天文学者たちの生涯とその成果をまとめた一冊。高校生から。

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