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英国初期印刷本研究への誘い~書誌学から文学・社会・歴史研究へ~

向井剛  著

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価格 \6,600(税込)         
発行年月 2021年10月
出版社/提供元
勉誠社(旧:勉誠出版)
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 16p,228p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/総記/総記/書誌・出版
ISBN 9784585320128
商品コード 1033855548
NDC分類 020.23
基本件名 図書-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2021年12月1週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033855548

著者紹介

向井剛(著者):1952年生まれ。大阪教育大学大学院修士課程修了。長崎大学、鳴門教育大学を経て、福岡女子大学で教育研究活動。福岡女子大学名誉教授(2017年)。日本中世英語英文学会会長(2013-2015年)。現在、同大学学長。
中世英語英文学(特にアーサー王物語)を研究対象とし、ホンダ・CR-Z、スバル・インプレッサ・スポーツを愛車とする。

内容

英国初期印刷本(1475~1640年)の出版時、現代とは異なる本文意識、著者意識のもと、読者代表としての印刷家(植字工)による本文介入が行われ、テクストは活字により固定化されていった。
『アーサーの死』・『セントオルバンズの書』・『トロイルスとクリセイデ』など10の実例をとおし、タイトルページの変遷、版の違い、本文異同と派生などを丹念に検討し、書誌学の立場から分析・解明する。
作者-印刷家-読者の間で揺れるイギリス印刷黎明期の作品テクストの分析から、文学・文化・歴史研究の新たな領域をひらく快著。

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