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地理的表示法制の研究

荒木 雅也  著

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価格 \5,830(税込)         
発行年月 2021年11月
出版社/提供元
尚学社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 17p,251p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/社会科学/経済学/農業・食糧
ISBN 9784860311704
商品コード 1033943133
NDC分類 611.4
基本件名 地理的表示法
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2021年12月4週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033943133

著者紹介

荒木 雅也(著者):昭和48年(1973年)生まれ
平成7年(1995年)中央大学 法学部 法律学科 卒業
平成9年(1997年)中央大学 大学院 法学研究科 博士前期課程 修了
平成17年(2005年)中央大学 大学院 法学研究科 博士後期課程 単位取得退学
平成19年(2007年)茨城大学 人文学部 社会科学科 准教授
平成29年(2017年)茨城大学 人文社会科学部 法律経済学科 教授

内容

生産地と産品との結び付きが肯定される場合に産品の産地名称に保護を与える地理的表示制度に関する法的課題を論ずる。
世界各国の地理的表示保護に影響を与えるEU規則やTRIPS協定において問題となる「結び付き」の定義,商標制度との比較において際立つ「追加的保護」「普通名称化の阻止」といった機能の抽出を端緒とし,EUにおけるPDO(保護原産地呼称)とPGI(保護地理的表示)の展開を概観したのち,PGIに相当する日本の「特定農林水産物等の名称の保護に関する法律」による登録手続における関係者間の合意形成の問題や,国際規格・独占禁止法等の地理的表示保護との緊張関係について検討する。

目次