著者紹介
渡邉俊幸(著者):気象予報士|気象とコミュニケーションデザイン代表 2001年より愛知県旧西枇杷島町の防災担当として災害対策に従事。民間気象会社、民間シンクタンクを経て2014年から水害対策で世界の先端を行くオランダに拠点を移し気象情報の利用や水害対策のコンサルティングを行う気象とコミュニケーションデザインを設立。世界銀行の防災分野のシニアコンサルタントとしてエチオピア政府を対象としたプロジェクトにも参画。現在は危機管理とBCPの専門メディア・リスク対策.comなどにて連載を持つ他、一般や企業向けの気象防災セミナーの講師も務めている。 ホームページ https://www.suigaitaisaku.com/
内容
日本全国で台風や豪雨による災害が毎年のように起こり水害や土砂災害がまさに人ごとではなくなってきた今、改めて個人や家庭、地域や職場などでの防災対策が必要とされています。 そんな中、気象情報や防災情報の分かりにくさがボトルネックになっていませんか? 気象台や自治体などが発表する警報や特別警報、避難指示ですが、情報を受け取る側からすると、「種類が多すぎる」「違いがよく理解できない」「何がどう危険か判断しづらい」といった難しさを感じることも多いと思います。 本書では、誰もが気象情報や防災情報を使いこなすことができるよう情報の見方に関するコツや避難の判断などへの応用方法が分かりやすく説明されています。 気象情報の使い方についてゼロから学びたい方や、職場などで災害時に陣頭指揮をとる必要がある方まで広く役立つ内容となっています。