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合戦図~描かれた<武>~
中根千絵,
薄田大輔
編
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在庫状況
お取り寄せ
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お届け予定日
10日間
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価格
\17,600(税込)
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発行年月 |
2021年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
15p,398p |
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大きさ |
27cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/彫刻・絵画 |
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ISBN |
9784585320135 |
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商品コード |
1034080961 |
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NDC分類 |
721.024 |
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基本件名 |
日本画-歴史 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年02月1週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034080961 |
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著者紹介
中根千絵(編者):中根千絵(なかね・ちえ)
1967年生まれ。愛知県立大学教授。博士(文学)。専門は中古・中世文学 説話文学。
著書に『いくさの物語と諧謔の文学史』(三弥井書店、2010年)、『武家の文物と源氏物語絵―尾張徳川家伝来品を起点として』(共編著、翰林書房、2012年)、論文に「霊巌寺の妙見菩薩―日本の星信仰」(『天空の神話学』アジア遊学121、2009年)などがある。
薄田大輔(編者):1985年生まれ。徳川美術館学芸員。専門は日本近世絵画。
論文に「鍛冶橋家七代目狩野探信守道にみる江戸狩野派と風俗画」(『美術史』第一七三冊、美術史学会、2012年10月)、「狩野典信にみる江戸狩野派の探幽学習―狩野典信筆「西湖図」を中心に」(『金鯱叢書』第44輯、2017年3月)、「第八章 静岡浅間神社と日光東照宮をつないだ天井画―狩野栄信・寛信筆「天人図」「迦陵頻伽図」の図様を巡って」(静岡県富士山世界遺産センター、德川記念財団編『徳川将軍と富士山』ことのは社、2019年5月)などがある。
内容
戦乱の世を生きた人々の武威を示し、また、戦いの記憶を後世に伝える合戦図。
絵巻物や屏風、扇面図などさまざまな形で作られ、技巧を尽くした豪華絢爛なものも多く、時に海外使節への返礼として使われることもあった、日本文化史上特筆すべき作品群である。
これら合戦図は、中世から近世にかけて、絵巻、絵馬、絵入り版本、奈良絵本、屏風、横本といった異なった形態のうちに展開したが、そこには、構図、モチーフなど様々なつながりを見てとることができる。
中世期に現れた合戦図は、近世的な価値体系の中でどのように再編されていったのか。
中世から近世における主要な合戦図38作品をフルカラーで紹介。
さらに、美術・文学・歴史などの観点より、中世から近世への過渡期となる十七世紀の政治的・文化的諸状況を踏まえつつ、「文化としての〈武〉」という観点から合戦図の展開を解き明かす、多数の図版を盛り込んだ12本の論考を収載。
これ一冊で「合戦図」をめぐる研究の最先端を知ることができる決定版。
【本書の特色】
・「合戦図」をめぐる研究の最先端を知ることができる決定版。
・書籍初掲載図版を含む中世から近世における主要な合戦図38作品をフルカラーで紹介。
・140点を超える図版を盛り込んだ、研究の最先端を示す論考12本を収載。