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奪われたアルメニア~ジェノサイドを生き延びた少女の物語~(世界人権問題叢書 106)

オーロラ・マルディガニアン  著

ヘンリー・レイフォード・ゲイツ  編
上野 庸平  翻訳
渡辺 大作  他
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \3,960(税込)         
発行年月 2021年12月
出版社/提供元
明石書店
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 290p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/イギリス文学
ISBN 9784750353104
商品コード 1034120017
NDC分類 936
基本件名 アルメニア-歴史
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2022年02月1週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034120017

著者紹介

オーロラ・マルディガニアン(著者):本名、アルシャルイス・マルディギアン(Arshaluys Mardigian)。1901~1994年。オスマン帝国マムレット・ウル・アジズ(現在のトルコ東部エラズー)に生まれ、14歳でアルメニア人虐殺に遭遇し、米国に亡命。口述筆記された本書Ravished Armenia: The Story of Aurora Mardiganian, the Christian Girl Who Lived Through the Great Massacres(1918年)及び映画Auction of Souls(1919年)により、「アルメニアのジャンヌダルク」として米国で広く知られ、アルメニア人虐殺の悲劇の象徴となった。その後、93歳まで米国で暮らし、ロサンゼルスにて没した。
ヘンリー・レイフォード・ゲイツ(編者):1878~1937年。米国の作家。ニューヨークで新聞記者・編集者として働くかたわら、作家としても活動した。妻のエレノア・ゲイツとともに米国に亡命したオーロラ・マルディガニアンの法定後見人となった。
上野 庸平(翻訳):1984年福岡県生。上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科博士後期課程在籍(アフリカ地域研究)。上智大学大学院実践宗教学研究科博士前期課程修了。修士(文学)。専門は死生学、宗教学。
主な業績に『ルポ-アフリカに進出する日本の新宗教』(花伝社、2016年)、「近代フランスにおける仏教受容の一様相」(第17回 中外日報社主催「涙骨賞」本賞受賞論文、2021年)など。
渡辺 大作(他):1981年千葉県生。現在、フリーランス翻訳者・通訳。上智大学外国語学部ロシア語学科卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。修士(地域研究)。専門はアルメニア近現代史。
主な訳書に『アルメニア人の歴史:古代から現代まで』(ジョージ・ブルヌティアン著、藤原書店、2016年)。

内容

第一次大戦下のオスマン帝国。アルメニア人少女の一家に追放命令が下った。理由は「戦時下の移送」――。しかし、一家を待っていたのはほかならぬ“集団虐殺(ジェノサイド)”だった。アルメニア人虐殺……悲劇を生きた少女が世界に伝える“問題作”。百年ぶりの本邦刊行。

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