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中国のロジックと欧米思考

天児 慧  著

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価格 \1,980(税込)         
発行年月 2021年12月
出版社/提供元
青灯社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 269p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/政治学一般
ISBN 9784862281180
商品コード 1034123577
NDC分類 312.22
基本件名 中国-政治・行政
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2022年02月1週
書評掲載誌 日本経済新聞 2022/03/19
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034123577

著者紹介

天児 慧(著者):早稲田大名誉教授。1947年生まれ。
早稲田大学卒業、一橋大学大学院博士課程修了。社会学博士。外務省専門調査員として北京日本大使館勤務、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授等を歴任。
専門は、中国政治、東アジア国際関係論。
著書『中華人民共和国史 新版』(岩波新書)、『中国政治の社会態制』(岩波書店)、『「中国共産党」論』(NHK出版新書)、『日中対立』(ちくま新書)ほか多数。

内容

中国はこの先、どこへ向かうのか
中国の本質が初めて分かる! 権威主義体制の背景

・ 国内の言論抑圧、南・東シナ海への海洋進出、香港市民やウィグル・チベット民族弾圧──。中国にはなぜ、民主主義の芽が育たないのか。西欧と中国の「民主」観の違いをさぐる。
・民衆を政治の主体とする欧米に対し、民衆は優れた指導者に導かれるべきとする中国。儒教思想や「天下論」など、統治ヒエラルキーを支える独特の伝統的思想を解説。
・「イニシアティブ」(主導性)に対する強いこだわりと、大国としての「型」を重んじる外交姿勢。
・実体は多民族である「中華民族」概念を用いた民族主義の鼓舞=「漢化」。
・米国との二大国体制は〝新冷戦″へ向かうのか? 台湾への野心の行きつく先は? これからの国際社会に起こり得る問題について、理論的・客観的に分析。
・今後の米中関係の中で、日本のとるべき態度、果たすべき役割を考える。

目次