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沿岸資源調査法

片山知史, 松石 隆  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \2,750(税込)         
発行年月 2022年04月
出版社/提供元
恒星社厚生閣
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 6p,100p
大きさ 26cm
版型 B5
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/農学/水産業
ISBN 9784769916772
商品コード 1034151065
NDC分類 663.6
基本件名 水産資源
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2022年05月1週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034151065

著者紹介

片山知史(著者):東北大学農学研究科 水産資源生態学分野 教授
1966年東京生まれ、東北大学農学部卒 同助手、水研センター中央水研・主任研究員、室長を経て、2011年4月より現職。
専門:沿岸資源学――沿岸資源生物の生態および生息環境の特性を明らかにしながら、資源が変動するメカニズムの解明と資源管理理論の構築に取り組んでいる。東日本大震災後は、積極的に被災地の水産業・漁村の課題にも携わっている。
著書:『地球温暖化とさかな』(分担執筆、成山堂書店)、『魚と放射能汚染』(単著、芽ばえ社)、『漁業科学とレジームシフト』(編著、東北大学出版会)、『耳石が語る魚の生い立ち』(単著、恒星社厚生閣)など
松石 隆(著者):北海道大学水産科学研究院教授
1964年東京生まれ、東京大学教養学部卒、東京大学海洋研究所博士後期課程、北海道大学水産学部助手を経て、2017年4月より現職。
専門:水産資源学――資源管理・資源量推定法について先端的な研究をし,近年は東南アジアにおける漁業管理について研究を進めている。また,ネズミイルカをはじめとする鯨類の座礁・混獲に関する研究も推進している。
著書:『出動!イルカ・クジラ110番:海岸線3066kmから視えた寄鯨の科学 』『水産資源学』(単著、海文堂出版)、『水産科学・海洋環境科学実習 』(分担執筆、海文堂出版)、『生き物と音の事典 』(分担執筆、朝倉書店)など

内容

沿岸漁業は生産量・漁業者数ともに減少を続け、日本各地で漁村の人口流出につながり、地域経済の縮小をもたらしている。海洋生物は野生生物であり、その生産量は海洋生態系の生産力に依存するため、当然ながらヒトの手による漁場整備や栽培漁業といった増殖手法だけでは思うようには増えない。持続的生産を見据えた身の丈にあった漁業の姿を考え、沿岸資源の未来を下支えする調査・研究のマニュアルを目指しまとめた。
目次:はじめに/第1章 概論 沿岸漁業の資源と管理/第2章 漁獲量および漁獲努力量/第3章 市場調査,精密測定/第4章 年齢分解・年齢査定/第5章 成長解析/第6章 沿岸漁業にまつわる世界の動き/おわりに

目次