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ジェンダーで読み解く男性の働き方・暮らし方~ワーク・ライフ・バランスと持続可能な社会の発展のために~
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\1,980(税込)
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発行年月 |
2022年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
11p,254p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/家族・世代 |
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ISBN |
9784788718067 |
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商品コード |
1034171479 |
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NDC分類 |
367.5 |
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基本件名 |
男性 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年04月2週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2022/05/21 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034171479 |
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著者紹介
多賀 太(著者):【多賀 太】(たが ふとし)
関西大学文学部教授。1968年、愛媛県宇和島市生まれ。1991年九州大学教育学部卒、1996年同大学院博士課程教育学研究科単位取得満期退学。1999年、「男性のジェンダー形成に関する研究」で九州大学から博士(教育学)。久留米大学文学部助教授、関西大学文学部准教授などを経て、2009年から同教授。主な役職に、日本教育社会学会・日本家族社会学会・日本子ども社会学会理事。一般社団法人ホワイトリボンキャンペーン・ジャパン代表理事、NPO法人デートDV防止全国ネットワーク理事、公益財団法人日本女性学習財団評議員、奈良県・京都市男女共同参画審議会委員など。専門は、教育社会学、ジェンダー学、男性学。
内容
ジェンダー格差大国ニッポン
妻の「イライラ」 夫の「モヤモヤ」
なかなか進まない男性の家事・育児参加
男性稼ぎ手社会を壊すことが男性の生きづらさを解消する
ジェンダー平等に向けた本気の働き方・暮らし方改革を!
【主な目次】
序 無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)
第1章 男性稼ぎ手社会の終焉
第2章 ジェンダー平等の実現に向けて求められる男性の「ケア」労働
第3章 母親の「イライラ」と父親の「モヤモヤ」――「イクメン」ブームの功罪
第4章 家庭教育と父親役割のインフレ現象
第5章 ハラスメントのない職場づくりに男性はどう関わるか
第6章 社会を挙げてドメスティック・バイオレンス(DV)と虐待を防止する
「お宅もテレワークですか?」
平日の昼間に男性が家庭や地域にいても珍しがられない社会が到来するには
相当な時間がかかるだろうと思っていたのに、
皮肉にも新型コロナウイルス感染症拡大によって、
そんな社会をわれわれは思いがけず経験することになったのだが……。
(本文、序より)
●新型コロナウィルスの蔓延にともなうリモートワークの拡大は、男性の働き方と暮らし方を根本から揺るがしている。多くの男性は、仕事場が会社から家庭へと変化し、家庭で過ごす時間が格段に長くなった。それにともない、男性の家事・育児参加の促進が期待される一方で、一部の男性による虐待やDVの増加を懸念する声も聞かれる。
●これまで、男女平等化の流れの中で、長年にわたり男性の仕事中心の生き方が批判され、男性の家庭参加やワーク・ライフ・バランスの必要性が訴えられてきたが、あまり大きな変化は見られなかった。ところが、コロナ禍は、瞬く間にそうした従来の男性のライフスタイルを大きく揺るがした。今後、私たちの働き方と暮らし方はどう変化していくのだろうか。それは、社会の男女平等化を促すのだろうか、それとも形を変えながらも男性優位の社会が持続していくのだろうか。そうした中で、特に男性たちは、どう振る舞い、どう生活を組み立てていけばよいのだろうか。
●本書は、コロナ前からコロナ後にかけての日本社会における男性たちの仕事と家庭生活をめぐる現状と課題について、労働社会学、家族社会学、ジェンダー学などの学術的知見に基づいて多角的に考察し、一般読者に向けて平易な言葉で分かりやすく論じるものである。これにより、混迷を極めるポストコロナ社会に向けて、各職場における新たな職場づくり、各家庭での新たな生活設計、そして個々人による新たな生き方の展望となる1冊である。