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丸善のおすすめ度

当事者は噓をつく

小松原 織香  著

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価格 \1,980(税込)         
発行年月 2022年01月
出版社/提供元
筑摩書房
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 204p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/社会問題・社会運動
ISBN 9784480843234
商品コード 1034174480
NDC分類 368.64
基本件名 性犯罪
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2022年03月1週
書評掲載誌 毎日新聞 2022/09/17
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034174480

著者紹介

小松原 織香(著者):学術振興会特別研究員PD(関西大学)。2017年、『性暴力と修復的司法』(ジェンダー法学会奨励賞)出版。論文「野生の声を聴く」(『早稲田文学2020夏)など。

内容

「私の話を信じてほしい」哲学研究者の著者は、傷を抱えて生きていくためにテキストと格闘する。自身の被害の経験を丸ごと描いた学術ノンフィクション。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――「私の話を信じてほしい」哲学研究者が、自身の被害経験を丸ごと描く。性被害ほど定型的に語られてきたものはない。かねがねそれでは足りない、届かないという思いを抱いてきた。本書には、当事者と研究者、嘘かほんとうかをめぐって幾層にも考え抜き、苦しみ格闘したプロセスが描かれている。これこそ私が待っていた一冊である。――信田さよ子ジャック・デリダ、ジュディス・ハーマン、田中美津、渡辺京二らのテキストを参照しつつ、新しい語りの型を差し出そうとする試み。

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