著者紹介
しのはら 史絵(著者):しのはら史絵 Shie Shinohara
作家・脚本家。シナリオ、小説、漫画原作を手掛ける傍ら、幼少の頃から好きであった怪談蒐集に勤しむ。主な著書に『弔い怪談 葬歌』(竹書房)、共著に『怪談四十九夜 地獄蝶』『高崎怪談会 東国百鬼譚』(竹書房)『異職怪談~特殊職業人が遭遇した26の怪異』『趣魅怪談~特殊趣味人が遭遇した21の怪異』(彩図社)『お化け屋敷で本当にあった怖い話』(TOブックス)、DVD出演に『本当にあったエロ怖い話~エロ怪談界紳士淑女の怪演~』(十影堂エンターテイメント)がある。共著者である正木信太郎氏と「板橋怪談会」を主催。不定期で「女だけの秘密の怪談会」も主催している。
内容
「呪われた者が、黙らされる」
苛めの主犯格が授業中、突然歌い出す。
恍惚とする教師。
その後、恐怖の事態が…
――「怒りの日」より
魂が吐き出す怨念はあの世から霊を呼ぶ。
ぞわりと粟立つ情念の怪奇実話!
体験者の内奥に肉薄し、繊細に聞き取りを重ねて綴った著者渾身の実話怪談。
●クリスマスの朝、友達が欲しいと願う少女の前に現れた自分だけに見える友達。
だが、その姿はヤクザのような風貌で…「叫び」
●急な腹痛に駆け込んだ駅高架下の古い和式便所。
ガタガタという振動がやけにするのだが…「工事」
●実家の父から届いた従兄の訃報。精神を病んだ母から逃れるように家を出て十年、
久しぶりの帰郷で彼を待っていた恐ろしすぎる真実とは…「うつつ」
●幼い頃に父を亡くし、母一人子一人で育った少女は中学で壮絶な苛めを受ける。
怒りに震える母は亡き夫の写真に念を込め…「怒りの日」
他、収録。