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曖昧の七つの型(叢書記号学的実践 36)
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在庫状況
お取り寄せ
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お届け予定日
10日間
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価格
\8,800(税込)
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発行年月 |
2022年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
566p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/イギリス文学 |
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ISBN |
9784801006133 |
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商品コード |
1034270585 |
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NDC分類 |
931 |
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基本件名 |
詩(イギリス) |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年03月1週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034270585 |
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著者紹介
ウィリアム・エンプソン(著者):1906年、英国ヨークシャーに生まれ、1984年に歿した。名門パブリック・スクールとして知られるウィンチェスター・コレッジを卒業後、1925年、数学専攻の学生としてケンブリッジ大学に入学、1928年、英文学専攻に転じI・A・リチャーズに師事、レポートとして英詩における語の意味の重層性を論じる一連のエッセイを書き、これらは1930年に『曖昧の七つの型』として出版され、文学批評に新しい地平を拓くことになった。主な著書に、『牧歌の諸変奏』(1935年)、『複雑語の構造』(1951年)、『ミルトンの神』(1961年)、『伝記を用いて』(1984年)、死後出版として『シェイクスピア論』(1986年)、『仏陀の顔』(2016年)などがある。エンプソンはまた、学生時代から詩人としても知られ、『詩集』(1935年)、『つよまる嵐』(1940年)、『詩集』(1995年)、『全詩集』(2001年)などがある。1931―34年に来日、東京文理科大学と東京帝国大学で教え、1953年から71年までシェフィールド大学教授を勤めた。
内容
詩の美しさは〈曖昧〉にある。
ウィリアム・エンプソンは、詩の美しさとは、その言葉の音調の美しさや、
雰囲気の霊妙さにあるのではないと断言し、詩を構成する語が、
同時にいくつかの意味を持つ多義性にあると主張し、これを〈曖昧〉とよんだ。
彼は詩の言葉の〈曖昧〉を、意味の重なり方の複雑さに従って七つの型に分類し、
チョーサー、シェイクスピア、ポープ、キーツ、シェリー、エリットら、
古今の英詩を仔細に分析した。言語分析批評の確立であった。
エンプソンのこの〈曖昧〉の概念とその分析手法は、ニュー・クリティシズムを生み、
さらにその後の文学批評の流れの中でも強い支持を失うことはなかった。