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近代パリの社会と政治~都市の日常を探る~

長井 伸仁  著

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価格 \6,050(税込)         
発行年月 2022年05月
出版社/提供元
勁草書房
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 292p,38p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/フランス史
ISBN 9784326200627
商品コード 1034482914
NDC分類 235.3
基本件名 パリ-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2022年07月2週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034482914

著者紹介

長井 伸仁(著者):長井 伸仁(ながい のぶひと)
1967年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授。博士(歴史学)。専門は西洋史学、フランス近現代史。著書に、Les conseillers municipaux de Paris sous la Troisieme Republique (1871-1914) (Publications de la Sorbonne, 2002)、『歴史がつくった偉人たち――近代フランスとパンテオン』(山川出版社、2007年)、『近代ヨーロッパとキリスト教――カトリシズムの社会史』(共著、勁草書房、2016年)、『キリスト教会の社会史――時代と地域による変奏』(共著、彩流社、2017年)。訳書に、ピエール・ノラ編『記憶の場――フランス国民意識の文化=社会史』(全3巻、共訳、岩波書店、2002-2003年)、アズリア/エルヴュー= レジェ編『宗教事象事典』(共編訳、みすず書房、2019年)など。

内容

近代へ向かう19世紀パリでは、人びとはどのように暮らし、行政と向き合い、政治に参加していたのか。豊富な一次史料から描き出す。

19世紀初頭、中世以来の物理的枠組みのなか前近代的な意識や紐帯を色濃く残していたパリは、世紀末には現在の相貌を持つ巨大都市になった。この急激な変化のなかで、人びとはどのように生きていたのか。民衆の言語や宗教、警察組織、市議会選挙の様相や議員のプロフィールなどの分析を通して、近代パリの諸側面を考察する。

目次