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むずかしい女性が変えてきた~あたらしいフェミニズム史~
田中恵理香
翻訳
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\4,400(税込)
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発行年月 |
2022年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
407p,14p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/家族・世代 |
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ISBN |
9784622090885 |
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商品コード |
1034499794 |
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NDC分類 |
367.2 |
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基本件名 |
女性問題-歴史 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年06月3週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2022/07/09 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034499794 |
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著者紹介
ヘレン・ルイス(著者):(Helen Lewis)
『アトランティック』誌のジャーナリスト。『ニューステーツマン』誌の元副編集長。『ガーディアン』『サンデー・タイムズ』『ニューヨーク・タイムズ』『ヴォーグ』などで執筆。BBC Radio 4 Week in Westminsterのホスト、News QuizやSaturday Reviewなどラジオ番組のレギュラーパネリスト、The Andrew Marr Showの紙面批評家でもある。オックスフォード大学の2018、2019年度「人文学と女性」(Women in the Humanities)名誉ライティングフェロー。
田中恵理香(翻訳):(たなか・えりか)
東京外国語大学英米語学科卒、ロンドン大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス修士課程修了。訳書にフィッツハリス『ヴィクトリア朝 医療の歴史』(2021年、原書房)、フィリップス『巨大企業17社とグローバル・パワー・エリート』(2020年、パンローリング)などがある。
内容
女性が劣位に置かれている状況を変えてきた女性のなかには、品行方正ではない者がいた。危険な思想に傾く者も、暴力に訴える者さえもいた。
たとえばキャロライン・ノートン。19世紀に困難な離婚裁判を戦い抜いて貴重な前例をつくった人物だが、「女性は生まれながらにして男性に劣る」と書き残した。たとえばサフラジェットたち。女性の参政権獲得に欠かせない存在だったが、放火や爆破などのテロ行為に及ぶこともあった。たとえばマリー・ストープス。避妊の普及に尽力し多産に悩む多くの女性を救った彼女は、優生思想への関心を隠さなかった。
しかしだからといって、その功績をなかったことにしてはいけない。逆に功績があるからといって、問題をなかったことにしてはいけない。歴史は、長所も短所もある一人ひとりの人間が、身近な不合理を少しずつ変えることでつくられてきた。
「むずかしい女性」たちがつくってきたこうした歴史の複雑さを、イギリス気鋭のジャーナリスト、ヘレン・ルイスが余すことなく本書のなかに描き出す。イギリス女性史と現代社会の出来事とを自在に往還してあぶり出される問題は、女性だけではなく社会全体の問題であることが見えてくる。社会の不合理や理不尽に立ち向かうための、あたらしいフェミニズム史。