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シェイクスピアの世紀末
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\3,630(税込)
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発行年月 |
2022年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
320p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/舞台芸術 |
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ISBN |
9784909812872 |
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商品コード |
1034530211 |
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NDC分類 |
772.33 |
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基本件名 |
演劇-イギリス |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年07月5週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034530211 |
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著者紹介
玉泉八州男(著者):昭和11(1936)年、新潟県高田に生まれる。東京大学大学院博士課程満期退学。東京工業大学、千葉大学、帝京大学を経て、東京工業大学名誉教授。日本学士院会員、日本シェイクスピア協会元会長。
著書に『女王陛下の興行師たち—エリザベス朝演劇の光と影』(芸立出版、昭和60年度サントリー学芸賞)、『シェイクスピアとイギリス民衆演劇の成立』(研究社)、『北のヴィーナス—イギリス中世・ルネサンス文学管見』(研究社)、『エリザベス朝演劇の誕生』(編著、水声社)、『ベン・ジョンソン』(編著、英宝社)、その他。
訳書に、C. S. ルーイス『愛とアレゴリー』(筑摩書房)、C. L. バーバー『シェイクスピアの祝祭喜劇』(共訳、白水社)、F. イェイツ『記憶術』(監訳、水声社)などがある。
内容
16世紀末のシェイクスピアは、
ジョンソンとエセックスを
二つの焦点とする楕円の中にいた。
詩人としても劇作家としても名声を不動のものとしたかにみえた16世紀末、シェイクスピアの前に古典に通暁したジョンソンというライヴァルが登場した。エセックスも叛乱を起こし、中世的思考との決別が加速した。そのとば口でシェイクスピアは何を模索したのだろうか……。イギリス・ルネサンスの演劇を取り巻く文学と思想を、シェイクスピアとジョンソンを対置することによって鮮やかに活写する。
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【目次】
第一部 シェイクスピアとその時代
第一章 ロンドン・シェイクスピアとストラットフォード・シェイクスピア
第二章 シェイクスピアのロンドン—移りゆくもの、変わらざるもの
第二部 イギリス・ルネサンスの文学と思想
第三章 イギリス・ルネサンス演劇— 一五七〇年から一六〇〇年を中心に
第四章 イギリス・ルネサンス(文学)における国家理性
第三部 シェイクスピアの世紀末
第五章 庶子の力— 一五九〇年代後半のシェイクスピア
第六章 『十二夜』考
第七章 シェイクスピアのトロイ幻想
第八章 三人のブルータス—シェイクスピアと共和制
第四部 ベン・ジョンソン
第九章 ベン・ジョンソンとイギリス演劇の変質
補遺 シェイクスピア時代の劇団、劇場、観客