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リアリティ番組の社会学~『リアルワールド』、『サバイバー』から『バチェラー』まで~

ダニエル・J・リンデマン  著

高里ひろ  翻訳
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価格 \2,640(税込)         
発行年月 2022年08月
出版社/提供元
青土社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 358p,6p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/経営学/マーケティング・商業
ISBN 9784791774845
商品コード 1034624307
NDC分類 699.67
基本件名 放送番組
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2022年10月1週
書評掲載誌 日本経済新聞 2022/10/01
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034624307

内容

「リアル・ワールド」から「バチェラー」まで
アメリカにおいてリアリティーショーはテレビの最大勢力のジャンルの一つとなりつつある。そして、リアリティ・ショーで有名人となったドナルド・トランプが大統領になったことが象徴的に表しているように、リアリティ・ショーはエンターテイメントの世界だけでなく、現実の世界も変えつつある。社会学者の著者が、現在のリアリティ・ショーのかたちの先駆けとなった「リアル・ワールド」(1992)の最初のエピソードから、「バチェラー」における数限りないローズ・セレモニーまでを分析し、そこに映された人種、性別、階級、セクシュアリティなどに対する考え方がいかに保守的であるかを明らかにし、その「フィクション」が「リアル」を侵食しつつあることに対し警鐘を鳴らす。