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音楽とは~ニコラス・クックが語る5つの視点~
福中 冬子
翻訳
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\2,970(税込)
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発行年月 |
2022年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
205p,19p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/音楽 |
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ISBN |
9784276112162 |
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商品コード |
1034709195 |
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NDC分類 |
760 |
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基本件名 |
音楽 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2022年09月2週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034709195 |
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著者紹介
ニコラス・クック(著者):ケンブリッジ大学教授。ケンブリッジ大学で音楽学の博士号を取得。専門は音楽理論および西洋音楽史。また英国における演奏研究の草分け的存在のひとり。香港大学、サザンプトン大学、ロンドン大学での教職を経て、現職。演奏録音とその歴史の研究に特化した音楽録音歴史・分析研究所センター長を務めた(2004~09年)。コレッリからヘンドリクスまで、広範囲に亘る研究を発表している。主要著作にA Guide to Musical Analysis(Oxford University Press, 1987)など。
福中 冬子(翻訳):東京藝術大学音楽学部楽理科教授。国立音楽大学器楽科ピアノ専攻卒業、ニューヨーク大学大学院修士課程、同博士課程修了。慶應大学非常勤、明治学院大学非常勤講師。著書・訳書に『オペラ学の地平』(彩流社、共著、2009年)、『ニュー・ミュージコロジー』(編訳)(慶應大学出版会、2013)、『ポストモダンの音楽解釈』(東京藝術大学出版会、単著、2021年)がある。
内容
オクスフォード大学出版局の入門書シリーズ『Very Short Introductions』のひとつ『Music』第二版(2021年刊行)の翻訳書。演奏実践の研究を通じた音楽史記述で知られる音楽学者ニコラス・クックが、西洋の音楽伝統にとどまらない様々なイシューを平易な文体で紹介し、リアルな人びとがリアルな世界で創り出す「諸音楽」を考えるための5つの視点を展開する。キーワードは、文化実践としての音楽、ベートーヴェン、初音ミク、楽譜と録音、オーセンティシティー、スター文化、世界音楽、音楽と共同体、SNS、ディジタル・テクノロジー、グローバル化、ポストコロニアル主義、など。翻訳は東京藝術大学音楽学部教授・福中冬子。
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