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魔法の門~ローマに遺された錬金術象徴の秘密~

ミーノ・ガブリエレ  著

大橋喜之  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \4,950(税込)         
発行年月 2022年06月
出版社/提供元
八坂書房
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 38p,292p,38p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/理工学/化学/化学一般・その他
ISBN 9784896943306
商品コード 1034709363
NDC分類 430.2
基本件名 錬金術
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2022年07月5週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034709363

著者紹介

ミーノ・ガブリエレ(著者):ウディーネ大学(イタリア)教授。『ヒュプネロートマキア・ポリフィリ』の註釈・現代語訳で世界的に知られる文献学者・図像学者。本訳書の原書、La Porta Magica di Romaは2015年初版、2021年第二版刊行。
大橋喜之(翻訳):1989年よりローマ在。『ピカトリクス』『ヒュプネロートマキア・ポリフィリ』など訳書多数。錬金術書を読むblog「ヘルモゲネスを探して」主宰。

内容

謎をはらんで古都ローマの片隅に立つ、
西欧錬金術唯一の 「遺蹟」 に、 当代随一の碩学が挑む
それは異界への扉?
秘宝を護る結界?
立入の資格を問う閾?
それとも……?
さる放浪の錬金術師が姿を消す直前に秘法を謎文字にして書き残し、それがそのまま写し彫られたものらしい──などなど、門にまつわる数々の風説の真偽やいかに。また門とともにその名を伝えられる「侯爵パロンバーラ」とは何者か? スウェーデン女王クリスティーナやキルヒャー、薔薇十字会の歴々が遺した足跡を17世紀のバロック都市ローマに訪ねる一方で、中世以来錬金術が伝統的に育んできた寓意と象徴の世界をそこに重ねあわせ、門の向こう側にひろがるイメージ豊かな〈錬金術の都〉へと誘うスリリングな論考。図版多数。

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