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フードデザイン~未来の食を探るデザインリサーチ~
カワイハルナ
イラスト
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\2,860(税込)
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発行年月 |
2022年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
207p |
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大きさ |
26cm |
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ジャンル |
和書/理工学/機械工学/製造工学 |
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ISBN |
9784802512435 |
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商品コード |
1034718277 |
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NDC分類 |
588 |
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基本件名 |
食品工学 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2022年08月3週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034718277 |
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著者紹介
緒方胤浩(著者):緒方胤浩(おがた・かずひろ)
京都工芸繊維大学 大学院でフードデザインとサービスデザインの研究に従事。九州大学在学中に「トビタテ!留学JAPAN」の第5期生として1年間留学したカールスルーエ造形大学でプロダクトデザインを学ぶ。KYOTO Design Labが主催し、Red Dot Design Award 2020とiF DESIGN AWARD 2021を受賞した「Food Shaping Kyoto」ではコンテンツデザイナーを務め、京都の都市と食の関係を読み解いた展示デザインを提案。自身の修了制作・研究では、地元福岡の屋台文化をエスノグラフィ調査し、未来の食インフラとして機能する屋台を指向し市民の健康的な食生活とコミュニティ形成に貢献する「おでん」のリデザインをおこなった。
kogata.portfoliobox.net
水野大二郎(著者):水野大二郎(みずの・だいじろう)
京都工芸繊維大学 未来デザイン・工学機構 教授、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘教授。2008年ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)博士課程修了、芸術博士(ファッションデザイン)。ウルトラファクトリー・クリティカルデザインラボ、京都大学デザインスクール、慶應義塾大学SFCを経て、2022年4月から現職。Ars Electronica STARTS Prize(2017) 入選、International Documentary Filmfestival Amsterdam short documentary 部門(2019)入選。共編著に『vanitas』(アダチプレス、2013 ~現在)、共著に『FABに何が可能か「 つくりながら生きる」21世紀の野生の思考』(フィルムアート社、2013)、『インクルーシブデザイン: 社会の課題を解決する参加型デザイン』(学芸出版社、2014)、『サーキュラーデザイン: 持続可能な社会をつくる製品・サービス・ビジネス』(学芸出版社、2022)など。
www.daijirom.com
内容
食をデザインするとは?
気候変動や人口増加、紛争問題に関連する食料輸出制限など、さまざまな課題が私たちの食環境において顕在化してきている中、フードテックと呼ばれる一連の技術開発や、昆虫食に象徴される持続可能な食品開発も注目を浴びています。あたらしい食のシステム、サービス、食品を生み出すために、これまでの食に関する知識や技術を身につけるだけでなく、人間・地球にとって望ましい食のあり方を問い直し、これまでになかった食文化をデザインすることが、今求められています。
本書は、国内外で発展する、食にまつわるテクノロジーやサービスの先進事例、文化形成を目的に据えた実直な調査研究のプロセスを追いながら、フードデザインの手法と役割を照らし出す一冊です。多様なジャンルの専門家らと未来の食をテーマに議論した座談会や、著者が実践した2ヶ月183食のフード3Dプリンタ日記も収録。不確実な問題に対する可能性の提案を得意とする、デザインの特徴を最大限応用した、「これからのフードデザイン」の考え方と実践方法をわかりやすく提供します。(※本書は大阪ガス株式会社エネルギー技術研究所と京都工芸繊維大学 KYOTO Design Labの共同研究成果の一環として制作したものです。)