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未来救済宣言~グローバル危機を越えて~
矢野 修一
翻訳
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\3,080(税込)
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発行年月 |
2022年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
311p,46p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典 |
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ISBN |
9784560094563 |
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商品コード |
1034763788 |
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NDC分類 |
304 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2022年10月1週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034763788 |
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著者紹介
イアン・ゴールディン(著者):IAN GOLDIN
1955年、南アフリカ生まれ。母国のケープタウン大学で学んだのち、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で修士号、オックスフォード大学で修士号と博士号を取得。欧州復興開発銀行主任エコノミスト、経済協力開発機構(OECD)開発センター研究責任者、南部アフリカ開発銀行総裁、南アフリカのネルソン・マンデラ大統領顧問、世界銀行開発政策ディレクター、世銀副総裁を歴任。現在、オックスフォード大学教授(グローバリゼーション/開発学)。最近の著書に、Development: A Very Short Introduction、 Terra Incognita: 100 Maps to Survive the Next 100Years、邦訳にクリス・クターナとの共著『新たなルネサンス時代をどう生きるか──開花する天才と増大する危機』(桐谷知未訳、国書刊行会、2017年)があり、日本のメディアにもたびたび寄稿している。
矢野 修一(翻訳):1960年生まれ。京都大学経済学部卒、同大学院経済学研究科博士後期課程中退。京都大学博士(経済学)。現在、高崎経済大学経済学部教授。専攻は、世界経済論、開発経済論、アジア経済論。単著に『可能性の政治経済学──ハーシュマン研究序説』(法政大学出版局、2004年)、主な共・編著に、『現代経済学』(岩波書店、2008年)、『アジア経済論』(文眞堂、2022年)、翻訳に、A・ハーシュマン『離脱・発言・忠誠』(ミネルヴァ書房、2005 年)、E・へライナー『国家とグローバル金融』(共訳、法政大学出版局、2015年)など。
内容
サンデル激賞! 新自由主義への弔鐘
新型コロナのパンデミックは、もしそれが起こらなかったら、動き出すのに何十年もかかる流れをたった1年で創り出した。私たちを歴史の変曲点に導いたのだ。この歴史的契機を生かせば、1人ひとりの運命、人類を形づくる潮流を転換できる。
新自由主義を基礎とする現在の支配的な経済モデルは40年にわたり不平等の拡大、極度の貧困、環境破壊を生み出してきた。
しかし、パンデミックが新自由主義への弔鐘を打ち鳴らし、他者にリスクを転嫁する自由市場システムの限界を決定的に浮き彫りにした。民営化・規制緩和・労働組合への攻撃・減税・教育福祉予算削減の時代はようやく終わったのだ。
本書の白眉は、未来の鍵を握るのは中国だとしたところだ。アメリカが単独で世界的な事柄を決定することはもうない。新型コロナは、中国よりもアメリカの経済に大きな打撃を与えたのである。
著者は現在、オックスフォード大学教授(開発学)。これまで、欧州復興開発銀行、OECDで勤務経験があり、南部アフリカ開発銀行総裁、ネルソン・マンデラ大統領顧問、世銀副総裁なども歴任してきた実務家でもある。サンデル激賞の1冊!