KNOWLEDGE WORKER ナレッジワーカー



書評掲載
丸善のおすすめ度

日本の中絶(ちくま新書 1677)

塚原 久美  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \990(税込)         
発行年月 2022年08月
出版社/提供元
筑摩書房
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 238p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/社会医学/公衆衛生学一般
ISBN 9784480074997
商品コード 1034776706
NDC分類 498.2
基本件名 妊娠中絶
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2022年09月3週
書評掲載誌 朝日新聞 2022/08/27、日本経済新聞 2022/09/17
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034776706

著者紹介

塚原 久美(著者):金沢大学医薬保健研究域薬学系非常勤講師。中絶問題研究家、中絶ケアカウンセラー。翻訳・執筆業での活動を経て、2009年、金沢大学大学院社会環境科学研究科博士課程修了。著作に『中絶技術とリプロダクティヴ・ライツ』(勁草書房)、訳書に『中絶がわかる本』(アジュマ)など。

内容

日本では10人にひとりが経験者といわれる中絶。経口中絶薬の承認から中絶のスティグマ、配偶者同意要件まで、中絶問題の研究家が、世界の動向に照らして日本における中絶の問題点と展望を示す。昨今、中絶をめぐる議論が続いている。経口中絶薬の承認から配偶者同意要件まで、具体的にこの問題をどうとらえればいいのか。戦後かつて日本は「中絶天国」と呼ばれた。その後、世界が中絶の権利を人権として認めていく流れにあるなか、日本では女性差別的イデオロギーが社会に影を落としている。中絶問題の研究家が、歴史的経緯をひもとき、今後の展望を示す。