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カントと人権(叢書・ウニベルシタス 1147)
レザ・モサイェビ
編
高畑 菜子,
田原 彰太郎,
平出 喜代恵
翻訳
石田 京子,
舟場 保之
監修
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\6,600(税込)
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発行年月 |
2022年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
6p,455p,8p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/ドイツ・オーストリア哲学 |
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ISBN |
9784588011474 |
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商品コード |
1034803322 |
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NDC分類 |
134.2 |
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基本件名 |
人権 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年10月1週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034803322 |
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著者紹介
レザ・モサイェビ(編者):(Reza Mosayebi) ボーフム・ルール大学高等研究所有期研究員(哲学Ⅰ)。チュービンゲンで博士号を取得後、ハーヴァード大学(アメリカ合衆国)訪問研究員などを務める。主な研究領域は道徳哲学と法哲学、政治哲学の複合領域、メタ倫理学、カント哲学。〔主な業績〕Das Minimum der reinen Praktischen Vernunft. Vom Kategorischen Imperativ zum allgemeinen Rechtsprinzip bei Kant(De Gruyter, 2013).
高畑 菜子(翻訳):1987年生。新潟大学大学院現代社会文化研究科博士後期課程単位取得退学。現在、新潟大学教育学部非常勤講師。〔主な業績〕「カント倫理学における「理性の事実」再考」(『現代社会文化研究』62号、現代社会文化研究科、2016年)、「カント倫理学成立史における「判定」と「執行」」(『東北哲学会年報』33号、東北哲学会、2017年)。
田原 彰太郎(翻訳):1978年生。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学)。現在、茨城大学人文社会科学部准教授。〔主な業績〕「自律の実質的構想──共通の特徴に基づくアプローチ」(『人文社会科学論集』第1号、2022年)、“Was gibt den kategorischen Imperativ?”(Natur und Freiheit: Akten des XII. internationalen Kant-Kongress, Walter de Gruyter, 2018).
平出 喜代恵(翻訳):1986年生。関西大学大学院博士課程後期課程修了。博士(文学)。現在、関西大学文学部准教授。〔主な業績〕「カントにおける理性信仰の意義」(『アルケー』23号、関西哲学会、2015年)、「カントにおける自己への信頼」(『倫理学研究』48号、関西倫理学会、2018年)。
石田 京子(監修):1979年生。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(哲学)。現在、慶應義塾大学文学部准教授。〔主な業績〕『カント 自律と法──理性批判から法哲学へ』(晃洋書房、2019年)。
舟場 保之(監修):1962年生。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位修得退学。博士(文学)。現在、大阪大学大学院人文学研究科教授。〔主な業績〕『批判的社会理論の今日的可能性』(晃洋書房、2022年、共編)。
内容
貧困や戦争の絶えない世界で、いまなお喫緊の実現課題である「人権」。その思想的根拠を与えたとみなされる哲学者カントはしかし、道徳や政治や法をめぐる著作において、決して現代的な意味での「人権」を思索していたわけではなかった。カント哲学が今日の課題に寄与しうる点を明確にするとともに、齟齬や欠落を生じる難点も摘出することで、倫理学・法哲学の現在を読み直す12本の論文集。