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現代物流産業論~ロジスティクス・プラットフォーム革新~(流通経済大学流通情報学部創設25周年叢書)

林克彦  著

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価格 \2,530(税込)         
発行年月 2022年07月
出版社/提供元
流通経済大学出版会
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 17p,287p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/経営学/マーケティング・商業
ISBN 9784947553928
商品コード 1034809228
NDC分類 681.6
基本件名 運送業
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2022年08月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034809228

著者紹介

林克彦(著者):東京工業大学卒業、同大学院理工学研究科(社会工学)修士課程修了
(株)日通総合研究所、流通経済大学商学部選任講師、助教授、教授
現在、流通経済大学大学院物流情報学科研究科長

内容

現代の物流産業は、労働力不足の深刻化にコロナ禍が重なるなど、厳しい環境に置かれている。物流危機を打破するため革新(イノベーション)が求められており、なかでもロジスティクスプラットフォーム(LPF)への関心が高まっている。国内物流についてみると、徐々に市場集中が進むなか業態化した物流企業がサプライフェーンLPFや産業LPFの構築を進めている。急成長が続くネット通販物流では、宅配便企業が小型貨物に特化したLPFを構築する一方、ネット通販企業もプラットフォーム戦略のもとLPFに投資を続けている。国際物流では、LPFの先駆けとなるコンテナリゼーションが浸透し、フォワーダーとキャリアの機能を統合したインテグレーターが躍進している。コロナ禍で国際物流の大混乱が続くなか、メガキャリア、メガフォワーダー、インテグレーターによる市場再編が続いている。本書は、プラットフォームの視点から、このような物流企業の動向を詳説し、物流産業の構造変化を分析している。物流危機、さらに気候変動問題へ対応するうえでも、LPF革新の推進が重要なことを主張している。

目次