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プルースト読書の喜び~私の好きな名場面~(ちくま学芸文庫 ホ4-2)
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\1,430(税込)
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発行年月 |
2022年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
388p |
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大きさ |
15cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/フランス文学 |
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ISBN |
9784480511416 |
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商品コード |
1034874569 |
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NDC分類 |
953.7 |
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基本件名 |
失われた時を求めて |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2022年10月4週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2022/10/22 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034874569 |
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著者紹介
保苅 瑞穂(著者):保苅瑞穂(ほかり・みずほ):1937-2021年。東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。1964-67年パリに留学。東京大学名誉教授、獨協大学名誉教授。専門はフランス文学。著書に『プルースト・印象と隠喩』、『プルースト・夢の方法』、『モンテーニュ私記』、『ヴォルテールの世紀』、『恋文』、『モンテーニュの書斎』『ポール・ヴァレリーの遺言』など。訳書に『プルースト全集』(共編・共訳)、『プルースト評論選』(編訳)、フィリップ・ミシェル=チリエ『事典 プルースト博物館』(監修・共訳)、ロラン・バルト『批評と真実』など。
内容
『失われた時を求めて』がかくも人を魅了するのはなぜなのか。この作品が与えてくれる愉悦を著者鍾愛の場面を通して伝える珠玉のエセー。解説 野崎 歓===よく知られた〈紅茶とマドレーヌ〉やヴァントゥイユの小楽節との再会、海辺の乙女たち、祖母の死――。20世紀最高の小説『失われた時を求めて』から、著者が鍾愛してやまない場面を読み解き、この大作へ読者をいざなう。なぜプルーストはかくも多くの人々を魅了するのか。人間を見る際の認識が精細を極めていることはもとより、知覚対象がもつ生命の再創造を小説の言葉によって成し遂げたこと、それが読む者に精神の躍動、つまりは幸福感をもたらすからである。傑出したプルースト学者が、読書の愉悦をあますところなく伝える珠玉のエセー。===豊饒な時間の滴りプルースト歿後100年――『失われた時を求めて』の世界へいざなう最良の書===【目次】読者に Ⅰ 雨上がりの森──序にかえてⅡ 水中花のようにⅢ 音楽あるいは魂の交流──吉田秀和先生にⅣ 夜明けの停車場Ⅴ 海と娘と薔薇の茂み Ⅵ オルフェウスの叫びⅦ 春の驟雨──井上究一郎先生にⅧ 死の舞踏──野田弘志にあとがき解説 野崎 歓