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「ヤングケアラー」深層へのアプローチ~SNSで出会う、つながり続ける~
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\1,980(税込)
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発行年月 |
2022年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
182p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会保障・社会福祉・社会政策
/社会保障・社会福祉・社会政策 |
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ISBN |
9784907582272 |
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商品コード |
1035162995 |
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NDC分類 |
369 |
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基本件名 |
ヤングケアラー |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2022年12月1週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035162995 |
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著者紹介
加藤 雅江(著者):加藤雅江(かとう まさえ)
杏林大学保健学部健康福祉学科教授。1967年東京都生まれ。1990年上智大学文学部社会福祉学科卒業、同年より杏林大学医学部付属病院医療福祉相談室にソーシャルワーカーとして入職。2020年より現職。2016年NPO法人居場所作りプロジェクトだんだん・ばぁを立ち上げ、子ども食堂などの活動に取り組んでいる。同法人理事長。社会福祉法人子どもの虐待防止センター評議員、日本子ども虐待医学会代議員、NPO法人子ども・若者センターこだま副理事長。精神保健福祉士。
内容
子どもたちは、家の中の「困りごと」をどうにかしようとして、大好きな家族を守ろうと必死に、自分にできることを探します。そしてその探し当てた役割、姿が、私たちの目には「ヤングケアラー」として映るのです。子どもたちは自ら、無自覚に、ヤングケアラーになっているということです。
彼らの声は、なかなか聞こえてきません。なぜなら、彼らの家は閉ざされ、閉ざされることで秩序とバランスが保たれていることが多いからです。家内の「困りごと」を親が隠す時、子どもたちも隠すルールに従って生きています。それでも「つらい」「苦しい」と、SNSを利用して気持ちを吐き出すことがあり、相談を受ける著者には、徐々にその姿が見えてきました。
彼ら、彼女らがいる境遇は様々で、困っていることやつらいこともそれぞれです。だから、本当は「ヤングケアラー」とひとくくりにはできません。彼ら彼女らは「様々な課題を抱えた、支援を求めにくい子どもたち」なのです。
ヤングケアラーの存在を知って、あるいは身近に気になる子どもがいて、「どうしたらいいのでしょう」と声をかけてくる人も増えました。本書は、まさにそういう人に向けての提言です。多種多様な事例を通じて「ヤングケアラー」の深層に迫り、支援のあり方を伝えます。