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イタリアのフルインクルーシブ教育~障害児の学校を無くした教育の歴史・課題・理念~
大内 紀彦
翻訳
大内 進
監修
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\2,970(税込)
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発行年月 |
2022年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
303p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/教育学/特別支援教育 |
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ISBN |
9784750354712 |
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商品コード |
1035163330 |
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NDC分類 |
378.0237 |
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基本件名 |
インクルーシブ教育-歴史 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年11月1週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2022/12/11 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035163330 |
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著者紹介
アントネッロ・ムーラ(著者):イタリア国立カリアリ大学教授 専門はぺダゴジア・スぺチャーレ(特に学校教育および社会における障害者の統合の問題を研究)。イタリア「ぺダゴジア・スぺチャーレ」学会(SIPeS)会員ほか。 著作に Associazionismo familiare, handicap e didattica(『家族会、ハンディキャップおよび教育法――探究的研究』 FrancoAngeli, 2004)、Pedagogia speciale oltre lascuola. Dimensioni emergenti nel processo di integrazione(アントネッロ・ムーラ編『ぺダゴジア・スぺチャーレ 学校を超えて――統合のプロセスに現れる様相』FrancoAngeli, 2015)、Diversità e inclusione. Prospettive di cittadinanza tra processistorico-culturali e questioni aperte(『多様性とインクルージョン――歴史文化的プロセスと開かれた問いの間の市民の視点』F…
大内 紀彦(翻訳):特別支援学校教員 1976年生まれ。イタリア国立ヴェネツィア大学大学院修了。神奈川県特別支援学校教諭 専門は、特別支援教育、日伊文化交流史 訳書に『精神病院のない社会をめざして――バザーリア伝』(共訳、岩波書店、2016年)、『バザーリア講演録 自由こそ治療だ!――イタリア精神保健ことはじめ』(共訳、岩波書店、2017年)、『土地の記憶から読み解く早稲田――江戸・東京のなかの小宇宙』(共訳、勉誠出版、2021年)、論文に「バザーリア講演録より『健康と労働』」(共同執筆、『福祉労働』第165号、現代書館、2019年)、「ラグーサ・玉の発見と日本への帰国――下位春吉家の人々との交流を通じて」(『イタリア圖書』第48号、イタリア書房、2016年)など
大内 進(監修):星美学園短期大学日伊総合研究所客員研究員 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所名誉所員 1949年生まれ。筑波大学大学院教育研究科修了。東京都教諭、筑波大学附属盲学校(現視覚特別支援学校)教諭、国立特別支援教育総合研究所盲教育研究室室長、教育支援部長などを歴任 日本弱視教育研究会会長(2010-2016) 専門は、視覚障害教育、イタリアのインクルーシブ教育等著書に『視覚障害のためのインクルーシブアート学習――基礎理論と教材開発』(編著、ジアーズ教育新社、2021年)、『視覚障害教育に携わる方のために5訂版』(共著、慶應義塾大学出版会、2016年)、『特別支援教育コーディネーターの役割と連携の実際――教育のユニバーサルデザインを求めて』(編著、教育出版、2012年)、『ルイ・ブライユ(学習まんが人物館)』(監修、小学館、2016年)、『我が国における弱視教育の展開』(編著、あずさ書店、2013年)など
内容
1970年代から障害児のための学校を廃止しインクルーシブ教育へと方向転換したイタリア。その歴史的文脈を紀元前からイタールやセガン、そしてモンテッソーリまで概観し、理念と実践の発展・展開を「障害者の権利に関する条約」や教育方法論を踏まえて概説する。