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キッチンからカーネギー・ホールへ~エセル・スタークとモントリオール女性交響楽団~
藤村奈緒美
翻訳
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\2,530(税込)
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発行年月 |
2022年11月 |
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出版社/提供元 |
ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
282p,20p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/音楽 |
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ISBN |
9784636102710 |
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商品コード |
1035191893 |
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NDC分類 |
762.51 |
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基本件名 |
モントリオール女性交響楽団 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2022年12月4週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2023/01/14、日本経済新聞 2023/01/28、読売新聞 2023/02/12 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035191893 |
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著者紹介
マリア・ノリエガ・ラクウォル(著者):音楽教師、音楽学者。オンタリオ州トロント在住。音楽界における女性についてカナダ各地で数多くの講演を行っているほか、同じ主題で専門家組織のために論文を執筆している。モントリオール女性交響楽団についての調査は、CBCラジオのドキュメンタリー、『It Wasn’t Tea Time: Ethel Stark and the Montreal Women’s Symphony Orchestra(ティータイムではない――エセル・スタークとモントリオール女性交響楽団)』で取り上げられた。
藤村奈緒美(翻訳):1973年生まれ。東京大学文学部言語文化学科卒。司書職を経て翻訳家となる。中学・高校では吹奏楽部に所属し、大学入学後は趣味で声楽を習う。主な訳書に『フィリップ・グラス自伝 音楽のない言葉』、『成功する音楽家の新習慣』、『エフォートレス・マスタリー』、『クラシック名曲「酷評」事典』『西洋音楽史大図鑑』(以上ヤマハ)、『世界の美しい名建築の図鑑』、『世界の夢の本屋さんに聞いた素敵な話』、『世界を変えた本』(以上エクスナレッジ)などがある。
内容
オーケストラが女性演奏家への門戸を閉ざしていた1940年代、カナダ。
自ら指揮棒を持ち、女性たちだけでオーケストラを立ち上げた人物がいた。
彼女の名はエセル・スターク。
スタークによって結成されたモントリオール女性交響楽団は、何を成し遂げたのか。
【推薦!】
「思いを貫く力、音楽の衝動…
いつの日か人類があらゆる壁のない世界に生きるための大きな一歩が、ここに。」――三ツ橋敬子さん(指揮者)
「おんぼろの楽器を手にしたとき、彼女たちはまだ気づいていなかった。
それが世界を変える運動であることに。」――かげはら史帆さん(文筆家)
偏見と差別が支配する社会で、性別・人種・階級の壁を打ち破った女性たちの記録
新聞各紙(毎日新聞・日経新聞ほか)で絶賛!
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音楽界におけるこの女性運動がきっかけとなって世の中にも変化が訪れ、来るべき世代のための新たな社会が形づくられていった。従来は男性のものだった交響楽団の基盤を揺さぶり、あらゆる職業の女性たちに平等の機会への扉を開け放ったことで、エセル・スタークとマッジ・ボウエンは社会全般における女性の地位も向上させたのである。
だが、駆け出しの音楽家たちの楽団を描いたこの物語、カナダの音楽に革命を起こしたモントリオールの弱き者たちの物語は、突き詰めれば、さまざまな国籍、民族、宗教、社会階層、年齢の人々をひとつに結びつけるものについての物語だと言える。境界を乗り越え、偏見を打ち破り、コミュニティを築く音楽の力の物語。また、懸命な努力と決意にユーモアと寛大さがたっぷりと加われば夢はかなえられる、ということを改めて思い出させてくれる物語でもあるのだ。(本文より)