萬葉集の言語表現(研究叢書 550)
影山 尚之 著
内容
目次
はつ恋―萬葉集の言語表現― 軍王の歌―舒明天皇代の行幸歌― 人麻呂吉野讃歌―「かへり見」る吉野― 大津皇子移葬の史と詩 暁と夜がらす鳴けど―萬葉集巻七「臨時」歌群への見通し― 坂上大嬢に贈る歌―距離の感覚と作品形象― 佐保川のほとり―坂上郎女の見た風景― あり通ひ仕へ奉らむ万代までに―巻十七、境部老麻呂三香原新都讃歌― 大殿の雪な踏みそね―三形沙弥歌の機知― 悪女になるなら―紀女郎の「怨恨歌」と中島みゆき― けだしや鳴きし―額田王の艶と怨― 伊勢物語八七段「むかしの歌」と萬葉集・石川少郎歌 「山之常陰」覚え書き しまくま山 名次山・角の松原 萬葉集は怖くない―狭野弟上娘子のことば択び― 所収論文初出一覧 あとがき 萬葉集歌索引