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現代の奴隷~身近にひそむ人身取引ビジネスの真実と私たちにできること~

モニーク・ヴィラ  著

山岡万里子  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \2,640(税込)         
発行年月 2022年12月
出版社/提供元
英治出版
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 301p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/社会問題・社会運動
ISBN 9784862763167
商品コード 1035494913
NDC分類 368.4
基本件名 人身売買
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年02月1週
書評掲載誌 日本経済新聞 2023/02/04
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035494913

著者紹介

モニーク・ヴィラ(著者):トムソン・ロイター財団アドバイザー、元 CEO。AFP通信で現場記者として活躍、AFPの国際パートナーシップ構築に尽力し、ロイター・メディア、アク ション・イメージなどのトップを経て2008年にトムソン・ロイター財団CEOに就任。同財団による、法律事務所とNGOをつなぐプロ・ボノ法務プログラム「TrustLaw Connect」、および女性の権利向上を目指した「Trust Women Conference」を創設。2011年には、企業倫理シンクタンク「Ethisphere」が選ぶ「企業倫理において世界で最も影響力のある100人」に選ばれている。
山岡万里子(翻訳):国際基督教大学教養学部卒業。翻訳業を通して人身取引の問題に出合い、その啓発活動を行う「ノット・フォー・セール・ジャパン」を立ち上げ、代表を務めている。「消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク」共同代表幹事。「人身売買禁止ネットワーク」運営委員。訳書に、『告発・現代の人身売買――奴隷にされる女性と子ども』(デイヴィッド・バットストーン著、朝日新聞出版、2010年)、『性的人身取引――現代奴隷制というビジネスの内側』(シドハース・カーラ著、明石書店、2022年)などがある。

内容

知らずに加担している、この圧倒的な不正義。

東京の路上で。灼熱のカタールで。
日常を奪われ「奴隷」とされた人たちの
想像を絶するストーリーを軸に、
世界5000万人、数十兆円規模の
グローバル闇産業の驚愕の実態と
いま企業・個人に求められる行動を語る。

◎ワールドカップ開催国カタールの強制労働で世界が注目する大問題
◎世界5000万人・数十兆円規模の“グローバル産業”「現代の奴隷制」の真実
◎日本の事例も‥‥奴隷状態から生還した3人の驚愕のストーリー
◎ビジネスが鍵! サプライチェーンに潜む強制労働リスクにどう対処する?
◎SDGsとESGの時代、企業・個人に求められる問題解決へのアクションを示す

モノのように売られ、酷使され、捨てられる――
世界5000万人超と言われる「現代奴隷」。

それは過去でも遠い国の話でもなく、ビジネスや消費を通じて
私たちの経済・社会・暮らしにもつながっている‥‥。
アメリカで、日本で、カタールで。想像を絶する日々を経て
奴隷状態から生還したサバイバーたちのストーリー、
問題解決に取り組む人々の挑戦を丹念に取材し、
人身取引の真実と企業・個人にできることを示す。

目次