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筑豊の生活保護とキリスト教~「制度」か「人間」かをめぐる運動史~(MINERVA社会福祉叢書 68)
細井 勇,
城島 泰伸
編
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\7,700(税込)
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発行年月 |
2023年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
7p,397p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会保障・社会福祉・社会政策
/社会保障・社会福祉・社会政策 |
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ISBN |
9784623094288 |
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商品コード |
1035638799 |
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NDC分類 |
369.2 |
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基本件名 |
生活保護-歴史 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2023年11月4週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035638799 |
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著者紹介
細井 勇(編者):2023年9月現在福岡県立大学附属研究所特任教授
城島 泰伸(編者):2023年9月現在元 福岡県職員労働組合福祉職能協議会会長
内容
産炭地であった福岡県の筑豊地域は、石炭から石油へのエネルギー政策の転換が進められる中で「切り捨て」られ、筑豊の福祉事務所は、政府の責任を追及した生活保護獲得闘争と生活保護適正化政策が激烈にぶつかり合う場となった。この点を踏まえ、本書では、まず筑豊の県田川福祉事務所の取り組みを分析し、生活保護適性化をめぐって行われた労使の激しい対決が協調へと転換されていく経緯を辿る。また、炭鉱閉山後の子どもの貧困問題に取り組んだミッションに基づくボランタリーな活動に目を向け、日本を底辺から支えた炭鉱労働者たちの復権を願ったキリスト者の歩みを振り返る。筑豊という地平から生活保護史とキリスト教史の架橋を試みるだけでなく、そこから市場化の波に抗する共生と連帯の実現可能性について希求した一冊。