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丸善のおすすめ度

ネット右翼になった父(講談社現代新書 2691)

鈴木 大介  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \990(税込)         
発行年月 2023年01月
出版社/提供元
講談社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 244p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784065308899
商品コード 1035745149
NDC分類 916
基本件名 親子関係
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年02月4週
書評掲載誌 朝日新聞 2023/02/25、毎日新聞 2023/03/04、東京・中日新聞 2023/03/05、朝日新聞 2023/03/18
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035745149

著者紹介

鈴木 大介(著者):一九七三年、千葉県生まれ。文筆業。主な著書に、若い女性や子どもの貧困問題をテーマとしたルポルタージュ『最貧困女子』(幻冬舎新書)、『ギャングース・ファイル――家のない少年たち』(講談社文庫、漫画化・映画化)や、自身の抱える障害をテーマにした『脳が壊れた』(新潮新書)、互いに障害を抱える夫婦間のパートナーシップを描いた『されど愛しきお妻様』(講談社、漫画化)などがある。二〇二〇年、『「脳コワさん」支援ガイド』(医学書院)で、日本医学ジャーナリスト協会賞大賞を受賞。

内容

ヘイトスラングを口にする父
テレビの報道番組に毒づき続ける父
右傾したYouTubeチャンネルを垂れ流す父

老いて右傾化した父と、子どもたちの分断
「現代の家族病」に融和の道はあるか?

ルポライターの長男が挑んだ、家族再生の道程!

<本書の内容>
社会的弱者に自己責任論をかざし、
嫌韓嫌中ワードを使うようになった父。
息子は言葉を失い、心を閉ざしてしまう。

父はいつから、なぜ、ネット右翼になってしまったのか? 
父は本当にネット右翼だったのか?
そもそもネトウヨの定義とは何か? 保守とは何か?

対話の回復を拒んだまま、
末期がんの父を看取ってしまった息子は、苦悩し、煩悶する。
父と家族の間にできた分断は不可避だったのか? 
解消は不可能なのか?

コミュニケーション不全に陥った親子に贈る、
失望と落胆、のち愛と希望の家族論!