丸善のおすすめ度
公共哲学入門~自由と複数性のある社会のために~(NHKブックス 1278)
|
在庫状況
有り
|
お届け予定日
3~4日
|
|
|
価格
\1,870(税込)
|
|
|
|
発行年月 |
2023年03月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
324p |
---|
大きさ |
19cm |
---|
|
ジャンル |
和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典 |
---|
|
|
ISBN |
9784140912782 |
---|
|
商品コード |
1035841434 |
---|
NDC分類 |
301 |
---|
基本件名 |
社会科学 |
---|
|
本の性格 |
学生用 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2023年04月5週 |
---|
|
商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035841434 |
---|
著者紹介
齋藤 純一(著者):早稲田大学教授。1958年生れ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。専門はアーレント、規範的政治理論。早稲田大学政治経済学術院長。著書に『公共性』『自由』『政治と複数性――民主的な公共性にむけて』(以上、岩波書店)、『不平等を考える――政治理論入門』(ちくま新書)、共著に『公共哲学』(放送大学教育振興会)など。
谷澤 正嗣(著者):早稲田大学准教授。1968年生れ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。専門はロールズ、政治理論。早稲田大学政治経済学術院准教授。ウォルツァー、センなどの翻訳多数。共編著『悪と正義の政治理論』(ナカニシヤ出版)、分担執筆『アメリカ憲法理論史』『現代政治理論』『社会思想史事典』など。
内容
「支配と抑圧を免れた生」を保障するために
余裕が失われ、「自分ファースト」が浸透していく時代に「公共的なもの」について考えようとすることの意味は何か? 本書は、皆が自らの価値をそれぞれ追求する「自由」と、そこから必然的に生じる「複数性」を最重要視し、
これらを保障する制度や規範をめぐって交わされてきた真摯な議論の積み重ねとして、公共哲学の全体像を描く。
カントから始め、リベラリズム前後の議論を明快に整理してフェミニズムや社会保障など現代のテーマも取り上げる。基礎知識から最前線までを一冊で学べる、理想的な教科書。
第一章 公共哲学は何を問うのか
第二章 公共哲学の歴史 Ⅰ
第三章 公共哲学の歴史 Ⅱ
第四章 功利主義の公共哲学
第五章 リベラリズムの公共哲学
第六章 リバタリアニズムの公共哲学
第七章 ケイパビリティ・アプローチの公共哲学
第八章 平等論と公共哲学
第九章 社会保障の公共哲学
第十章 デモクラシーの公共哲学 Ⅰ
第十一章 デモクラシーの公共哲学 Ⅱ
第十二章 フェミニズムの公共哲学
第十三章 国際社会における公共哲学