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1980年、女たちは「自分」を語りはじめた~フェミニストカウンセリングが拓いた道~

河野 貴代美  著

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価格 \2,200(税込)         
発行年月 2023年03月
出版社/提供元
幻冬舎
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 323p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/心理学/臨床心理・精神療法
ISBN 9784344040830
商品コード 1035855318
NDC分類 146.8
基本件名 カウンセリング
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年04月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035855318

内容

「このひとがいなかったら、日本にフェミニストカウンセリングはなかった。最後の著書になるかもしれないと、明かされなかった秘密を今だから語り残す。」――上野千鶴子(社会学者)母、妻としての役割しか求められない女性たちの心理的虚しさは、贅沢な悩みとして取りあってもらえず、夫からの暴力は夫婦間の問題として軽く扱われていた。セクハラという言葉はなく、痴漢は女性に隙があったと責任を転嫁された。1980年とはそんな時代だ。フェミニストカウンセリングは、「苦しいのは、あなたが悪いのではない」と女性たちへ「語り」を促し、社会の変化を後押ししてきた。「ノー」を言う、自己主張をする、「自分」を伝えるためにもがいた、連帯の土台。女性たちが語り、聞いてもらえるカウンセリング・ルームをはじめて作った創始者がエンパワーメントの歴史をひもとく。