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ワクチン開発と戦争犯罪~インドネシア破傷風事件の真相~

倉沢 愛子, 松村 高夫  著

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価格 \2,530(税込)         
発行年月 2023年03月
出版社/提供元
岩波書店
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 274p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/内科学/感染症
ISBN 9784000615853
商品コード 1035856988
NDC分類 493.84
基本件名 破傷風
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2023年04月5週
書評掲載誌 日本経済新聞 2023/05/20、読売新聞 2023/11/12
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035856988

著者紹介

倉沢 愛子(著者):倉沢愛子(クラサワ アイコ)
1946年生まれ.1979年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学,2012年博士号取得.1988年コーネル大学Ph.D.取得.現在,慶應義塾大学名誉教授.専門はインドネシア現代史.著書『日本占領下のジャワ農村の変容』(草思社,サントリー学芸賞受賞),『南島に輝く女王 三輪ヒデ――国のない女の一代記』(岩波書店)ほか.
松村 高夫(著者):松村高夫(マツムラ タカオ)
1942年生まれ.1969年慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学,1976年ウォーリック大学Ph.D.取得.現在,慶應義塾大学名誉教授,ロンドン王立歴史学会フェロー.専門はイギリス社会史・労働史,日本植民地労働史.著書『大量虐殺の社会史――戦慄の20世紀』(共編著,ミネルヴァ書房),『裁判と歴史学――七三一細菌戦部隊を法廷からみる』(共編著,現代書館)ほか.

内容

1944年8月、ジャカルタの収容所で、ワクチンを接種したロームシャが破傷風で多数死亡した。この謎の事件の背景には何があったのか。犯人として処刑されたインドネシア人医師、破傷風で命を落としたロームシャ、そして遥か離れた中国大陸で七三一部隊の人体実験に供された〈マルタ〉をつなぐ日本軍の謀略が、いま明らかになる。

目次