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後期江戸語の行為要求表現~言語の歴史的研究の意義と評価~

福島 直恭  著

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価格 \3,850(税込)         
発行年月 2023年02月
出版社/提供元
花鳥社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 3p,179p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/言語学/日本語
ISBN 9784909832740
商品コード 1035869668
NDC分類 810.25
基本件名 日本語-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2023年04月3週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035869668

著者紹介

福島 直恭(著者):学習院女子大学国際文化交流学部教授。博士(言語学)。
著書に、『〈あぶないai〉が〈あぶねえeː〉にかわる時―日本語の変化の過程と定着』(笠間書院、2002)、『書記言語としての「日本語」の誕生―その存在を問い直す』(笠間書院、2008)、『幻想の敬語論―進歩史観的敬語史に関する批判的研究』(笠間書院、2013)、『訓読と漢語の歴史[ものがたり]』(花鳥社、2019)などがある。

内容

行為を要求する「〜なされ」は、どのように「〜なさい」へ変化したのか。
丁寧表現「〜ござります」が「〜ございます」を生み出す過程や、
命令表現「〜ねえ」の成立と衰退過程など、変化事象の共通原理を説く。
言語史記述にあたり、近代日本の支配階級や東京という視座によった従来の研究から転換し、「中央以外の視座」をもつことの有効性を実証!

目次