丸善のおすすめ度
絶滅危惧昆虫図鑑(NATIONAL GEOGRAPHIC)
ナショナル ジオグラフィック
編
丸山宗利
監修
レヴォン・ビス
イラスト
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\2,970(税込)
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発行年月 |
2023年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
144p |
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大きさ |
25cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/生物学/動物学 |
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ISBN |
9784863135727 |
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商品コード |
1035888636 |
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NDC分類 |
486 |
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基本件名 |
昆虫-写真集 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2023年05月2週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2023/06/03 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035888636 |
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著者紹介
アメリカ自然史博物館(著者):1869年の創設以来、科学的研究、教育、展示の幅広いプログラムを通じて、人類の文化、自然界、宇宙に関する情報を発見し、わかりやすく伝えるという世界的な使命を果たしてきた。本書の序文を寄稿したデイビッド・A・グリマルディは、同館の無脊椎動物学部門で琥珀化石、ハエ目、シロアリ亜目、チョウ目、マイナーな完全変態昆虫類のキュレーターを務めている。
丸山宗利(監修):東京都出身。北海道大学大学院農学研究科博士課程修了。博士(農学)。国立科学博物館、フィールド自然史博物館(シカゴ)研究員を経て2008年より九州大学総合研究博物館助教、17年より准教授。好蟻性昆虫(アリと共生する甲虫)を専門とし、アジアにおけるその第一人者。国内外で精力的に昆虫の調査を行い、数多くの新種を発見しているほか、メディアやSNSで昆虫の面白さや美しさを発信している。著書に『昆虫こわい』『とんでもない甲虫』(以上、幻冬舎)『昆虫はすごい』(光文社)など多数。『[超微細]美しい昆虫図鑑』(学研プラス)『角川の集める図鑑GET! 昆虫』など、多くの図鑑の翻訳、監修も務める。
レヴォン・ビス(イラスト):イギリスの写真家。英国王立写真協会会員。『TIME』、『ニューヨークタイムズ』、『スポーツイラストレイテッド』、『ナショナル ジオグラフィック』など多くの雑誌を飾っている。超高倍率写真は特注の撮影システムと顕微鏡レンズを使用し、4週間をかけて1万枚以上の写真から制作される。本書に収録された昆虫写真はアメリカ自然史博物館にも展示されている。
内容
消えゆく昆虫40種を、
300倍に拡大し、1万カット以上を合成して制作された、
超高精細写真図鑑
昆虫は、私たちにとって最も身近な生き物であると同時に、最も謎に包まれた生き物でもある。
その種類や個体数の多さから絶滅とは無縁のように思えるが、地球上の生物が6回目の大量絶滅を迎えるなか、昆虫たちの命脈も絶たれつつある。
本書は、アメリカ自然史博物館が保有する2000万点の節足動物の標本から、絶滅またはその危機にある40種の昆虫を選び、写真家レヴォン・ビスが撮影した共同企画である。各標本を実物大の300倍に拡大し、肉眼では見えない色や質感、毛、鱗粉といった細部を鮮明に再現した写真を制作した。
本書のすべての昆虫に付された解説は、日本が誇る人気昆虫学者の丸山宗利が翻訳・日本語版監修を務めた。圧倒的なまでに美しく、迫力に満ちた昆虫たちの写真とともに、生態、環境の変化や保全活動の現状、レッドリストなど、問題点や取り組みがわかりやすくまとめられている。
「ただの標本写真ではない。
昆虫たちの悲しみを代弁するような、気迫のこもった写真ばかりだ」
――丸山宗利