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英国のコミュニティ・アートとアーツカウンシル~タンポポとバラの攻防~(文化とまちづくり叢書)
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\3,850(税込)
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発行年月 |
2023年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
350p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/美術理論・美術史 |
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ISBN |
9784880655420 |
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商品コード |
1035922232 |
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NDC分類 |
709.33 |
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基本件名 |
文化政策-イギリス |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2023年05月1週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035922232 |
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著者紹介
小林 瑠音(著者):芸術文化観光専門職大学講師。大阪大学大学院(修士)。英国ウォーリック大学大学院ヨーロッパ文化政策・マネジメント専攻(修士)。應典院アート・ディレクターを経て神戸大学大学院国際文化学研究科博士後期課程修了(博士)。日本学術振興会特別研究員、神戸大学国際文化学研究推進センター学術研究員、京都芸術大学講師など歴任。共著に『公共文化施設の公共性̶運営・連携・哲学』(水曜社)
内容
貴種のバラではなく、路上のタンポポにも目を向けよ!
コミュニティ・アート・ムーブメントの盛衰を切り取る初の本格書!
特定地域に拠点をかまえ、コミュニティの社会課題に対して積極的に介入しようとする芸術活動、“コミュニティ・アート” は、専門性や作家性を極限まで排除して参加者の自己表現と自己決定権を重んじる社会運動としての意義を持ち、主張する。
本書は、世界的な先駆となった英国のコミュニティ・アート・ムーブメントの全貌を明らかにする本邦初の研究書である。
理念的基軸となるカルチュラル・デモクラシーという概念がどのように具体的な実践の中で変化し、結実していったのか。20世紀の著名な経済学者J.M.ケインズが誕生させた英国アーツカウンシル(英国芸術評議会)はなぜコミュニテイ・アートに積極的な支援を行い、そして突如としてそれを打ち切ったのか、など歴史を丹念に追いながら第二次大戦後から現代アートシーンに至るアート・ムーブメントの謎、その全容を解明する。