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茶の湯と宗教(茶道教養講座 12)

神津朝夫  著

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価格 \1,320(税込)         
発行年月 2023年04月
出版社/提供元
淡交社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 235p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/文化・芸術・社会意識
ISBN 9784473041425
商品コード 1036005906
NDC分類 791.2
基本件名 茶道-歴史
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年05月2週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036005906

内容

〈禅だけではない。宗教と茶の湯のほんとうの関係とは。〉〈〝新しい〟「茶道教養講座」全16巻。第15回配本〉

茶禅一味という言葉によって、茶の湯は長く禅宗との関係を中心に語られてきました。その理由は、日本に茶を伝えたのは禅僧栄西である、鎌倉時代の茶は禅宗寺院の茶礼である、わび茶の美意識は禅の美学である、とされてきたことによりますが、いずれも正しい歴史認識ではありません。翻って考えれば、日本の茶の湯は、宗派を問わない寺院との関りのなかで発展してきました。いままで語られてきた茶の湯の歴史を「宗教」という視点から問い直すとともに、浄土僧・珠光、キリシタン大名・高山右近、春日社神人・久保権太夫(長闇堂)の茶の湯観をたどります。