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いかにして個となるべきか?~群衆・身体・倫理~
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\3,520(税込)
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発行年月 |
2023年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
11p,275p,4p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/倫理・道徳 |
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ISBN |
9784326154869 |
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商品コード |
1036129980 |
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NDC分類 |
150.4 |
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基本件名 |
倫理学 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2023年07月4週 |
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書評掲載誌 |
産経新聞 2023/08/27 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036129980 |
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著者紹介
船木 亨(著者):船木 亨(ふなき とおる)
1952年東京都生まれ。東京大博士(文学)。東京大学大学院人文科学研究科(倫理学専攻)博士課程修了。専修大学名誉教授。専攻はフランス現代哲学、18世紀哲学。著書は、『死の病いと生の哲学』ちくま新書(2020年)、『現代思想講義』ちくま新書(2018年)、『いかにして思考するべきか?─言葉と確率の思想史』勁草書房(2017年)、『現代思想史入門』ちくま新書(2016年)、『差異とは何か─〈分かること〉の哲学』世界思想社(2014年)、『現代哲学への挑戦』放送大学教育振興会(2011年)、『進化論の5つの謎─いかにして人間になるか』ちくまプリマー新書(2008年)、『デジタルメディア時代の《方法序説》─機械と人間のかかわりについて』ナカニシヤ出版(2005年)、『〈見ること〉の哲学─鏡像と奥行』世界思想社(2001年)、『メルロ=ポンティ入門』ちくま新書(2000年)、『ランド・オブ・フィクション─ベンタムにおける功利性と合理性』木鐸社(1998年)、『ドゥル-ズ』〈人と思想シリーズ〉清水書院(1994年)。その他、論文多数。
内容
われわれは群れである――群れの中で生きるべきか? 個となって自身の感性を貫くべきか? その条件と思考の実践を、根底から問い直す。
倫理規範には「自由な個人」が前提される。だがそれ以前に、いかにしてひとは個人となり、なぜ規範に従うべきなのか。群衆のひとりでありながら、個となることの倫理的意義とは何か。個体とは何か、身体とは何か、欲望とは何か、思考とは何か。前著『いかにして思考するべきか?』をふまえ、「群れの分子」としての倫理を論じる。