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霊峰の文化史~世界遺産・富士山と世界の山岳信仰~

秋道智彌  著

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価格 \3,520(税込)         
発行年月 2023年05月
出版社/提供元
勉誠社(旧:勉誠出版)
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 6p,332p,15p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/宗教/宗教哲学・宗教社会学
ISBN 9784585330059
商品コード 1036192201
NDC分類 163.1
基本件名 山岳崇拝
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2023年07月2週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036192201

著者紹介

秋道智彌(著者):秋道智彌(あきみち・ともや)
山梨県立富士山世界遺産センター所長。専門は生態人類学、海洋民族学、民族生物学。
主な編著書に『魚と人の文明論』(臨川書店、2017年)、『交錯する世界 自然と文化の再構築 フィリップ・デスコラとの対話』(編著、京都大学学術出版会、2018年)、『たたきの人類史』(玉川大学出版部、2019年)、『絶滅危惧種を喰らう』(秋道智彌・岩崎望編、勉誠出版、2021年)などがある。

内容

信仰の対象とされ、さまざまな神話を持ち、その土地独自の方法で祀られる「霊峰」。
屹立する雪山や秀麗な裾野をもつ山、苔むす鬱蒼とした山中の幽谷、奇岩の露出する異形の山塊は、自然そのものへの感動と魅力以上に人びとを非日常の世界にいざなってきた。
神が自然物の山や大きな岩に宿るとする認識はどのようにして生まれたのか。
ヒトは山をみて何を感じ、山から受ける恩恵や災禍をどのように受け止めてきたのか。
世界遺産となった富士山、立山、白山などの日本の山のみならず、エヴェレストやキリマンジャロ、アグン、カイラス山、廬山、黄山など世界各地の「霊峰」と呼ばれる山やまを、多数の図版とともに解説。
ヒトが山に込める想いを解き明かす。

目次