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医学が子どもを見出すとき~孤児、貧困児、施設児と医学をめぐる子ども史~
土屋 敦,
野々村 淑子
編
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在庫状況
有り
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お届け予定日
3~4日
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価格
\7,700(税込)
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発行年月 |
2023年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
12p,408p,9p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会保障・社会福祉・社会政策
/社会保障・社会福祉・社会政策 |
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ISBN |
9784326603626 |
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商品コード |
1036310273 |
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NDC分類 |
369.43 |
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基本件名 |
社会的養護-歴史 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2023年09月1週 |
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商品URL | https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036310273 |
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著者紹介
土屋 敦(編者):土屋 敦(つちや あつし)
東京大学大学院人文社会系研究科社会学専門分野博士後期課程修了、博士(社会学)。現在、関西大学社会学部教授。『はじき出された子どもたち――社会的養護児童と「家庭」概念の歴史社会学』(勁草書房、2014年)、『孤児と救済のエポック―― 一六~二〇世紀にみる子ども・家族規範の多層性』(共著、勁草書房、2019年)、『「戦争孤児」を生きる―― ライフストーリー/沈黙/語りの歴史社会学』(青弓社、2021年)。
野々村 淑子(編者):野々村淑子(ののむら としこ)
東京大学大学院教育学研究科総合教育科学専攻博士後期課程修了、博士(教育学)。現在、九州大学大学院人間環境学研究院教育学部門教授。『家族研究の最前線③ 子どもと教育――近代家族というアリーナ』(共著、日本経済評論社、2018年)、『孤児と救済のエポック―― 一六~二〇世紀にみる子ども・家族規範の多層性』(共著、勁草書房、2019年)、「18世紀ロンドンの在宅出産チャリティにみる家族モラル」『九州大学大学院教育学研究紀要』(第23号(通巻第66集)、2021年)。
内容
18?20世紀にかけ規範的な子ども像が確定していくプロセスに医学がいかに関与したかを問う、「逸脱」と医学をめぐる子ども史。
貧困階層における生殖・再生産への医療的介入、子ども司法や貧児、孤児などの処遇に医療はどのようにかかわってきたのか。フロイト派の展開や知能検査などの心理学・児童精神医学上のツールの展開は「逸脱児」のラベリングにどう寄与したのか──子どもと発達に介在する医学のあり方の編年史を子ども史の視座から解き明かす。