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同盟は家臣ではない~日本独自の安全保障について~

孫崎 享  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \1,980(税込)         
発行年月 2023年08月
出版社/提供元
青灯社
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 239p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/国際関係論
ISBN 9784862281265
商品コード 1036652239
NDC分類 319.1
基本件名 日本-対外関係
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年09月4週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036652239

著者紹介

孫崎 享(著者):1943年、旧満州生まれ。東京大学法学部を中退後、外務省に入省。
英国、ソ連、イラク、カナダに駐在。駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大学校教授などを歴任。現在、東アジア共同体研究所所長。
主な著書『戦後史の正体』(22万部のベストセラー。創元社)、『日本外交 現場からの証言』(山本七平賞受賞。中公新書)、『日米同盟の正体』(講談社現代新書)、『日米開戦の正体』『朝鮮戦争の正体』(祥伝社)、『アメリカに潰された政治家たち』河出書房新社)、『平和を創る道の探求』(かもがわ出版)ほか。

内容

これまでの日本外交・安全保障政策は「米国を喜ばすため」だった。
今こそ日本針路の羅針盤を―

欧州、イスラム圏では「米国離れ」が加速している。
「米軍が日本を守る」は幻想だ。
中国、ロシア、北朝鮮とは外交努力をすれば、武力攻撃を受けない。


【日本独自の安全保障政策のために】
・「核の傘はない」と思い知るべきである。
・「敵基地攻撃」論は相手国の圧倒的反撃能力と10倍返しを考慮したら成り立たない。
・台湾有事なら、沖縄や本土の基地、市街地が中国によって攻撃される可能性がある。
・ロシアには、「自分たちが脅かされている」と感じさせなければ、日本を軍事的に攻撃することはない。
・「北朝鮮の国家や指導者を排除する軍事行動に参画しない」と言えば、北朝鮮の軍事的脅威はなくなる。
・中国との台湾、尖閣問題は、過去の合意を守っていけば軍事紛争にはならない。