KNOWLEDGE WORKER ナレッジワーカー



丸善のおすすめ度

タイパの経済学(幻冬舎新書 ひ-11-1)

廣瀬 涼  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日 
価格 \1,056(税込)         
発行年月 2023年09月
出版社/提供元
幻冬舎
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 227p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/文化・芸術・社会意識
ISBN 9784344987081
商品コード 1036799350
NDC分類 361.5
基本件名 消費
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年11月1週
商品URLhttps://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036799350

著者紹介

廣瀬 涼(著者):ニッセイ基礎研究所生活研究部研究員。大学院博士課程を経て二〇一九年、ニッセイ基礎研究所に入社。専門は現代消費文化論。「オタクの消費」を主な研究テーマとし、一〇年以上にわたって彼らの消費欲求の源泉を研究している。昨今では自身の経歴を活かして若者(Z世代)の消費文化についても研究を行い、講演や各種メディアで発表している。NHK『おはよう日本』、テレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』、TBSテレビ『マツコの知らない世界』などで若者のオタク文化について制作協力。著書に『あの新入社員はなぜ歓迎会に参加しないのか Z世代を読み解く』(金融財政事情研究会)がある。生粋のディズニーオタク。

内容

Z世代を中心に、コスパならぬ「タイパ」(時間対効果)の追求が当たり前となった。時短とは異なり、「限られた時間でより多く」「手間をかけずに観た(経験した)状態になりたい」という欲求が特徴で、モノやコンテンツをコミュニケーションの“きっかけ”“手段”ととらえているという。背景にはサブスクの普及、動画のショート化などの環境変化と、「時間を無駄にしたくない」「いますぐ詳しく(=オタクに)なりたい」といった意識の変化がある。もはや純粋に消費を楽しむことはできないのか? 一見不合理なタイパ追求の現実を、気鋭の研究者がタイパよく論じる。