著者紹介
ヴィタリ・コンスタンティノフ(著者):アーティスト、イラストレーター、漫画家、作家。1963年、ウクライナ生まれ。建築、グラフィックアート、絵画、美術史を学んだ後、1999年より子どもと大人向けのフィクションやノンフィクションの作品を発表し、35か国で出版されている。ドイツの最も美しい本賞、ドイツ児童文学賞など、数々の賞にノミネートされている。ドイツの大学でデッサン、イラストレーション、コミックアートなどの講師を務め、2017年にレバノンのベイルート・アメリカン大学で客員講師となり、国内外のワークショップでも教えている。ドイツに在住。
若松宣子(翻訳):翻訳家。中央大学大学院独文学専攻博士課程修了、中央大学講師。訳書に、『口ひげが世界をすくう?!』『庭師の娘』(以上、岩波書店)、『小学館世界J文学館 笑いを売った少年 ティム・ターラー』(小学館)、「ピッチの王様」シリーズ(ほるぷ出版)、「魔法のフラワーショップ」シリーズ(PHP研究所)などがある。
青柳正規(監修):多摩美術大学理事長、奈良県立橿原考古学研究所所長、東京大学名誉教授。1944年大連生まれ。古代ギリシャ・ローマ考古学者。1967 年東京大学文学部美術史学科卒業。国立西洋美術館館長、独立行政法人国立美術館理事長、文化庁長官など歴任。2006 年紫綬褒章受章、2017 年瑞宝重光章受章、2021 年アメデオ・マイウーリ国際考古学賞受賞、文化功労者。ポンペイ「エウローパの舟の家」、シチリアのレアルモンテのローマ時代別荘、ソンマ・ヴェスヴィアーナのいわゆる「アウグストゥスの別荘」の発掘にあたる。著書に『皇帝たちの都ローマ』(中公新書)[毎日出版文化賞]、『興亡の世界史 人類文明の黎明と暮れ方』(講談社学術文庫)、監訳書に『地図を旅する 永遠の都ローマ物語』『カラー 世界パンデミックの記録』『世界 時空の歴史大図鑑』(西村書店)などがある。
内容
世界11カ国で刊行! 台湾OPEN BOOK優良図書賞受賞、
ドイツの最も美しい本賞、ドイツ児童文学賞などノミネート多数!
楔形文字から絵文字まで、200以上の文字が登場。驚異のビジュアルブック。
約5500 年前に文字は発明された。
石や骨に模様を刻んでいた時代から長い時を経て、
いまやコンピュータには15万もの文字を表示できるようになり、
日々、人々は膨大なメッセージを送り合っている。
世界中で生まれた最初の文字とはどのようなものだったのか?
文字の考案者はどんな人なのか?
言語・社会・歴史・文化を背景に、多種多様な文字の世界を大胆に描く!
どんなに小さな集団の文字にも平等な筆者の愛が詰まった本。
東京外国語大学教授、言語学オリンピック日本委員会委員長 風間伸次郎さん推薦!